日誌

「平櫛 田中(ひらくし でんちゅう)」 

 平櫛田中は、高村光雲、朝倉文夫などと並ぶ日本を代表する彫刻家の一人です。107歳で亡くなる直前まで創作を続け、没後の田中のアトリエには30年分はあろうかという大量の彫刻用の材木があったといいます。(一体、いくつまで生きるつもり?)また、田中は彫刻の他にも、多くの名言を残しています。
◎六十、七十は鼻たれ小僧、男ざかりは百から百から、わしもこれからこれから◎実践実践また実践。挑戦挑戦また挑戦。修練修練また修練◎人間は思ったら直ちに実行せねばいけない
 これらの言葉に刺激を受け、60歳になった私も、今年は2つのことに初めて挑戦しました。
 1つ目は、長年続けた仕事とは全く違う分野の仕事を始めることです。そのおかげで、縁あって加賀高校で皆さんと会うことができました。もう1つは、全く経験のない登山を始め、富士山登頂に挑戦することです。登頂は想像以上に辛かったのですが、無事、山頂に到達し快晴のご来光を拝むことができました。
 皆さんは、輝かしい10代です。どんなことでも構いません。是非、新しいことに挑戦してみてください。きっと、これまでと違う世界が広まります。さて、自分は来年どんな初挑戦をしようかなあ?  実習助手 松村