日誌

「サンタの季節です」

 英語担当の大倉です。時期的に、サンタクロースにまつわる小ネタを一つ紹介します。
 サンタクロースの特徴の中で、「トナカイが引くそりに乗って空を飛ぶ」というのがありますが、これには元ネタがあるようです。
 北欧神話に老人の姿をした神がいて、名前はオーディンです。某有名ゲームに召喚獣として登場するので、最初聞いたときびっくりしました。彼は8本足の馬に乗って空を駆け回ります。この神のイメージが、8頭のトナカイが引くそりが空を飛ぶことにつながったようです。この神を信じていた地域では、冬至の時期に行う風習として、家の屋根の上に馬のえさを置いていました。主人を乗せ、寒い中空を駆け回る馬をかわいそうに思って、子どもたちがその馬にえさをやろうと思ったからです。空を飛ぶ馬がえさを食べやすいように、屋根の上のさらに上、煙突の縁にえさを置いたそうです。そしてえさを入れる容器として、靴が使われたということです。
 元ネタでは、子どもたちがプレゼントする側というのが、面白いですね。みなさんも、もらうことだけを期待するのではなく、与えることも考えてみてください。
 なお、今日紹介したものは一つの説ですので、気になる人は自分で調べてみてください。