河原田小ニュース

2022年11月の記事一覧

指導主事計画訪問B

2学期の指導主事訪問がありました。4時間目に全学級で公開授業をした後,5限目に1・2年学級が研究授業(算数)を行い,本校の先生方と奥能登教育事務所の指導主事の方々が参観されました。1・2年生3名は,いつもと違う雰囲気の中で,よく頑張り,いい意見をたくさん発表していました。

  

スクールシアター5・6年

市文化会館にて行われたスクールシアター。今回は「ゲゲゲの鬼太郎」。とても面白かったそうです。シアターの後で,学校代表1名ずつが舞台へ上がり,劇の体験をしました。

  

トピックス

  

1階トイレ入り口にカーテンを設置しました。これで,男性職員・男子児童用トイレが廊下から見えにくくなりました。

寒くなりましたが,児童たちはまだまだ元気。現在,高学年の体育の授業はサッカーで,運動場で学習しています。半袖半ズボンの児童も多くおり,いつの時代も「子供は風の子元気な子」なんだなあと思わされます。

好天の日,3年生が理科で,日光を鏡に反射させて温度の変化を見る実験をしました。いい結果がでましたが,3年生にとっては,それよりも,国語の「ちいちゃんのかげおくり」に出てきた「かげおくり」が楽しかったようです。

春日用水見学4年

4年生が,社会科の学習で春日用水へ行きました。水を引き込める川がなく,日常的に水不足で苦しんでいた稲舟台地ですが,およそ400年前に塚田川を取水口とする春日用水が作られてからは,潤沢な水資源で潤っています。この日は,その春日用水の取水口と,稲舟台地に広がる田園風景を見学しました。

  

稲舟台地には,ひとつの伝説があります。今からおよそ800年前のある日,稲舟台地で百姓をしている笠原藤太という人物が,干からびた田を眺めながら,「この田へ水を入れてくれる者がいたら,一人娘をやってもいい。」とつぶやいたのだそうです。すると,一人の若者が現れ,一晩のうちに田に水を満たし,藤太の娘を嫁に欲しいと要求してきました。しかし,藤太がそれを断ると,若者は本性を現しました。なんと彼は大蛇だったのです。驚いた藤太が家に閉じこもると,大蛇が玄関の隙間から家の中にもぐり込んできました。さあ,たいへんです。しかし,絶体絶命かと思われたその時,藤太が飼っていたカニが,なんと大蛇を9つに切ってしまったというのです。9つの体に分かれた大蛇は,奥能登各地に飛び散りました。現在,奥能登には,「蛇」と名の付く池が9つ残っているそうです。水に苦労していたこの地域の暮らしがうかがえる伝説ですね。

  

春日用水の造成を指揮したのは,板屋兵四郎。彼は,輪島市の三大用水(春日用水,千枚田に水を供給している谷山用水,輪島市打越を流れる尾山用水)の造成を成し遂げた後,その功績を認められ金沢に呼ばれ,金沢城や兼六園に水を運ぶ辰巳用水を完成させたと言われています。すごい人物ですね。4年生,たくさんのことを学び,大満足で学校へ帰りました。

地震避難訓練,児童引き渡し訓練,防災学習会

  

この日は,13:30から,地震避難訓練,児童引き渡し訓練,防災学習会を行いました。最初は,大きな地震があり,3階音楽室に避難しました。この部屋は,一番上の階にあり,一番裏山から遠い部屋です。しかし,地震の規模から裏山が大きく崩れ,大量の土砂が流入する恐れが出てきたため,急遽職員で協議し,学校近くにあり危険地域でもない場所にある河原田公民館に,職員の車に分乗して避難することになりました。

  

その後,公民館で引き渡し訓練を行いました。本校からの緊急メールで,保護者の方々が公民館に駆けつけて下さいました。保護者の皆さん,ありがとうございました。そして,職員・保護者・児童で,防災学習会を行いました。講師は,金沢大学 人間社会学科 地域創造学類 准教授 青木 賢人 氏。先生は,河原田地区のデータを多く用意され,我々にとって,実際にそのまま役に立つことを教えて下さいました。最後に,職員だけ残り,防災教育研修会を行いました。青木先生,ありがとうございました。 

マラソン大会

秋晴れの空の下,マラソン大会を行いました。びっくりするほどたくさんの保護者・地域の方々が応援に来て下さいました。学校周辺特設コースを,1・2年生は1周(800m),3・4年生は2周(1500m),5・6年生は3周(2200m)走りました。結果,1・2年生部の1位は,2年K君(3分53秒),3・4年生の部の1位は,4年M君(6分21秒),5・6年生の部1位は,5年S君(9分39秒)でした。4年M君と5年S君は,11月23日に行われる輪島駅伝競走大会に,輪島学童少年野球クラブの選手として出場します。頑張って下さい。