校内研究事業による工芸科の取り組み

9月25日(火)校内研究事業による工芸科・造形コース(3年10名)で、金属工芸作家(本校工芸科卒業生)の前田真知子先生による授業が行われました。

工芸科の造形コースでは、コースでの共通課題として金属工芸に取り組んでいます。
昨年度、前田先生には、石川県の伝統工芸である「加賀象嵌」の技法指導をしていただき、鏨(たがね)を使って金属を嵌め込む装飾技法・切り嵌め象嵌・ロウ付けの接合などの技法を使ったアクセサリーを制作しました。

今回の授業では、昨年度に学んだ知識を生かした「卒業制作作品」のエスキース発表をし、前田先生より助言をいただきました。造形に対する基本的な話、技術指導、作品制作の進め方等、多くのアドバイスを得ることができました。今後の卒業制作の実制作に向け、作品作りの向上につなげていきたいと思います。

◇発表の様子

◇一人ひとりへの指導の様子