家庭基礎「高大連携授業」

7月12日(月)1年生高大連携クラスで、家庭基礎分野の高大連携授業が実施されました。

「発酵と微生物-食品に宿る微生物のチカラー」と題して、石川県立大学 生物資源環境学部 食品科学科 小栁喬准教授に講義をしていただきました。

 発酵食品の歴史や効能、石川県の伝統的な発酵食品について詳しくお話いただきました。長い歴史がある発酵食品ですが、解明されていない部分が多いことや、コロナ禍で免疫機能を持つ食品が話題になっており、今後さらに注目される研究分野になりそうです。

  

受講した生徒の感想を一部紹介します。

・海外と日本では、同じ発酵食品でも、成分が違うなど専門的な知識を学べてよかったです。また、食品科学科について知ることができ、将来の夢のヒントになりました。

・石川県は世界的に見ても多くの発酵食品が作られていると知り、石川県民として誇れることだと思いました。酵母や菌が免疫機能を高め、お腹の調子を整え太りにくい身体にすることや、長寿に影響することなど発酵食品の有用性を知ることができました。

・普段の授業よりも深い学びに触れられて楽しかったと同時に大学は楽しそうだと思った。一つのことについて、あらゆる観点から実験などを通して結果を出していくプロセスがすごいと思った。