金沢大学「理学の広場 ~夏休み高校生のための理学セミナー~」を受講

 令和3年8月7日(土)、金沢大学理工学域が開催した高校生対象の夏休み理学セミナーに、本校2年生の升田大稀君が参加しました。受講したのは、6種類あるセミナーのうちの、生物セミナー「能登で学ぶ海洋・水産研究の最前線」です。

 コロナ禍の影響で、残念ながら、オンライン開催となってしまいましたが、本来の対面による体験実習型セミナーで使用予定の教材「活アワビ」が、前日、本校に届きました。金沢泉丘高校、金沢桜丘高校、七尾高校、能登高校、本校の5校から18名の高校生が、金沢大学 理工学域 生命理工学類 海洋生物資源コース 竹内 裕 教授とZoomでつながり、午前は模擬講義「能登で学ぶ養殖アワビの世界 ~アワビの発生と成長の仕組み~」を受講しました。竹内教授の説明を聴きながら、実物のアワビを手にして、体のつくりを確認するなどしました。午後からは、能登海洋水産センターともつながり、研究室Webツアーで施設見学をしたり、亀井宏泰助教からご本人の研究を紹介していただいたりしました。

 金沢大学の研究活動や、サイエンスの世界の一端に触れることができ、升田君も「参加して本当によかった」と喜んでいました。そして、竹内教授の「最後に食べるところまでが研究だよ」との教えに従い、いただいたアワビを持ち帰りました。(調理の途中にもできる観察のアドバイスをいただいています)

 竹内裕教授をはじめ、金沢大学理工学域の皆様、貴重な学びの場に参加させていただき、本当にありがとうございました。