第47回全国高等学校総合文化祭2023かごしま総文美術・工芸部門に出品しました
石川県代表作品として展示された芸術コース美術専攻3年有山さんが3日間にわたる大会行事に参加しました。
1日目 7月29日(土)
鹿児島県総合体育センター体育館にて開会式、交流会①に参加しました。
『交流会① オッのコンボ』では各県代表生徒6人とお世話役の鹿児島県の高校生2名が一つのグループになり、裏面がシール状になった大島紬の端切れを卵の形の石膏に貼り付けて各自デザインした作品を仕上げました。制作中の会話で情報交換も行いました。
2日目 7月30日(日)
県歴史美術センター黎明館と市美術館にて行われた『交流会② 作品鑑賞会』に参加しました。
これは前日の班メンバーの作品を鑑賞し互いに感想を伝えあう活動で、それぞれの作品の良さや気づきを伝えあいながら交流を深めました。
3日目 7月31日(月)
最終日は開会式と同じ会場にて作品講評会、閉会式が行われました。
約400点の作品からアートディレクターの上国料勇氏が選んだ5点について講評が行われました。選ばれた
作品に刺激をうけ、同じ高校生でも発想力のすばらしさ、巧みな表現、テーマの設定などに多くの学びがありました。
合わせて行われた上国料氏の講演では、デッサンの重要性などこれから制作を続けていく際のヒントを得ることができました。鹿児島での実りの多い3日間になりました。
<本人の感想>
「全国の高校生と交流できたことで全国の高校生のなかには想像もできないような表現を追求している人が数多くいること、その存在を知ることができたことは貴重な体験になりました。全国展出品参加は、一緒に描く仲間や学校の先生方、家族の支援があって実現したものなので、感謝の気持ちを持ちながらこれからも頑張りたいと思います。後輩も来年の全国展に出品できること、4年後石川県で開かれる全国総文祭でも後輩たちが活躍できることを祈っています。」