総合的な探究の時間『課題研究発表会』

 2月17日(水)の総合的な探究の時間に、『課題研究発表会』を実施しました。新型コロナウイルス感染防止のため、学年全体での発表会とせず、各教室でホーム単位での発表会としました。 

  

 

 2年生は、昨年度のグループ探究での経験を生かし、各自の興味に基づいたテーマで個人研究を進めてきました。アンケートやインタビュー等で集めたデータを分析し、生徒なりの結論を導き出して発表しました。iPadの使用も板に付いてきて、グラフや表などの資料を効果的に提示していました。話し方や表情などにも気をつけていて、情報発信力や発表力が着実に伸びてきていることを生徒も教員も実感できました。

 

 1年生は、探究活動について体験的により詳しく知ることを目的にグループで探究活動を進めてきました。生徒たちは自らのグループの発表についてだけでなく他グループの発表からも多く気づきがあったようでした。以下は生徒の振り返りからの抜粋です。

 「もっといろいろな条件で実験できたらよかった。」「生徒アンケートで情報を調べるだけでなく、関連企業にインタビューを行ったりしていてすごいと思った。」「他県や他校での例を知りたい。」「なぜそうなるのかもっとメカニズムを詳しく知りたい。」「スライドの色や文字数、一枚の情報量など見る人の立場に立ってもっと工夫できればよかった。」など

 次年度はこれらの反省を活かしてより深い探究活動を行っていけたらと思います。

 今年度の取り組みを、2年生は来年度の進路実現や進学後の学問探究に、1年生は今後の個人研究に生かしていってほしいと思います。探究活動に協力してくださった皆さん、ありがとうございました。