2024年1月の記事一覧

課題研究校内発表会を開きました

 令和5年度の課題研究 校内発表会を開きました。

 課題研究発表会は3年生の4月から10か月かけてグループに分かれて研究した成果を発表するもので、各学科ごとに行っています。色々な身近な困りごとを解決する生徒目線の取り組みがたくさんありました。なお、今年は県の発表会が2/20に予定されていて、電気科の代表のグループが発表することになっています。

※詳しくは近日中に掲載予定です。

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同窓会会員名簿が届きました

 同窓会が5年ごとに発行している会員名簿が完成し、届きました。

 前回発行のものと早速比べてみると、当たり前ですがこの間の卒業生の分が増えていました。こうやって雪が積もるように少しずつ、着実に歴史が刻まれて行くのですね。ただ、雪と違い消えることはありません。

 個人情報の保護など昨今は名簿の扱いが非常に難しくなっていますが、やはり同窓会を支える柱の一つとして価値は変わらないものではないかと感じます。今後はSNSなどICTを活かした柱が増え、名簿という柱を支えてくれるのではないでしょうか?

 同窓会の皆様、発刊おめでとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。


今回は赤です(前回は青でした)

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お祝い 優秀賞受賞しました ~第21回 高校生技術・アイディアコンテスト全国大会~

 第21回 高校生技術・アイディアコンテスト全国大会部活動部門において、優秀賞受賞しました。AIを使ってジェスチャーでラジコンカーを操作するという内容で、それによって障害のある方でも操作できるのではないかというものです。

https://zenkoukyo.or.jp/web/content/uploads/21idea_result.pdf

 昨年11月18日(土)、いしかわ子ども交流センター小松館が主催するイベント「AIを使ってラジコンカーを動かそう」でも小中学生に体験してもらい好評を得たものです。障害の有無に関わらず、誰でも楽しめるものだと感じています。

 詳しくは、こちらからご覧いただけます。

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電気科で2つの企画を実施しました

 電気科で2つの企画を実施しました。

 午前中は、2年生対象の石川県電気工事組合加南本部の皆様による懇談会、午後は1年生対象の名古屋工学院専門学校の石原先生による「キャリア教育」です。

 石川県電気工事組合加南本部の皆様は、能登半島地震の復旧作業(活動)中のお忙しい中、本校まで足を運んで、電気工事の魅力ややりがいを教えて下さいました。生徒は、自分たちは社会を支える人材として期待され、大切にされているということを今まで以上に感じることができたと同時に、日々の学習や資格取得・検定のモチベーション向上につなげてくれるものと思います。

 キャリア教育では、工業高校が就職に有利であるとともに、希望すれば大学進学も可能(というよりも容易)ということに加え、中でも電気科は将来の仕事という面では資格がなければ携わることができない数少ない分野であるということを強調してお話がありました。生徒ももちろんある程度わかっていますが、わかって入学してきた生徒は少ないです。もちろん、中学生やその保護者の皆様で明確に意識している方は少ないと思います。そういった点をもっとアピールしていかなければならないのですが、なかなか難しいのが現状です。

 電気は言うまでもなく現代社会を支える欠かせない存在です。いわゆるインフラ・ライフラインであり、その電気が当たり前のように使えることの多くの部分を「電気工事」に携わる方々が担っています。能登の地震でも水、そして電気の重要性を挙げる被災者の方が多くいました。生活を支えるという意味はもちろんですが、明かりがあるというだけでどれだけ心強いかという心理的な支えにもなっているようです。また、言うまでもなく快適で便利な生活にも電気は欠かせません。それらは電気工事に関わる皆さんの尽力によるものです。
 ところで電気工事に関するCMをよく目にしますが、CMはそもそもモノを売ることが目的で作られます。そういう視点でいうと電気工事の業界のCMは必要ないはずです。なぜなら電気を使わずして現代人は生活できないからです。それなのにCMをしているのは、なぜでしょう?私はきっと、電気を大切に使ってもらいたい、目立たないけど重要な仕事を人に知ってもらいたい、そして電気工事に携わる人を応援し、多くの人材に業界に興味を持って欲しいということだと考えています。実際に会長さんにお聞きしたところ、「まさにリクルート(活動)ですよ」、というお答えでした。

 電気の仕事は増えることやより重要になることはあってもなくならない、にも関わらず、人手不足が顕著なようです。中学生の皆さん、電気を学び、社会に貢献したい人は、ぜひ本校へ来てください。

※詳しくはこちらからご覧ください

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安否確認のシミュレーション

 能登半島地震が起きた時に安否確認をしましたが、なかなか連絡が取れず完了するまでに4日もかかってしまいました。その間、何度もメールや電話をする手間もかかりましたが、それ以上に担任の先生方は「ひょっとしたら救助が必要な事態になっているのではないか」と心配を募らせていました。

 始業式のときに、安否確認に速やかに応じないと、本当に助けなければならない他人の救助を遅らせ、命を奪うことになりかねない、あるいは自分が本当に救助が必要な状況であったとしても救助が遅れることになりかねないと、命に関わることなので少しきつめに伝え、意識向上を図りました。

 加えて今回の反省を活かし、急遽本校独自の安否確認システムを構築し、シミュレーションを実施しました。生徒からはフォームで回答するだけですが、内部の処理を工夫して担任および管理職側で容易に途中経過を確認できるようにしました。他にもそもそも安否確認の知らせが常に届くようになっているかの把握もしました。

 今後は避難訓練のように何度か繰り返すことで、より早く、より正確にそしてより容易に安否確認ができるようにして行きます。

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