学校の様子

地域の塩谷様よりご指導をいただいている「点字クラブ」が、特色のあるクラブとして取材を受けました。今日は、点字の基本を確認した後、しおりに点字を打ち込みました。貴重な体験を通して、目が不自由な方の暮らしについて考えることができました。子どもたちの福祉に対する気持ちが膨らんだことと思います。なお、この様子は、１１月１７日（月）１８：３０～あさがおテレビの「まちトピ」で。また、後日、北國新聞にも掲載される予定です。

授業参観の後、６限目には、５６年生と保護者の皆様を対象にネットモラル学習会を開催しました。白山市教育委員会の山本先生をお招きし、インターネットやＳＮＳのリスクを学び、望ましいつき合い方について考えました。ハッとするような事例を紹介していただいたり、所々で話し合ったり発表したりする場を作っていただいたりしたことで、子どもたちには真剣に自分事として学ぶ様子がよく見られました。「自分の使い方を見直したい」「ネットの向こう側を想像し注意して使いたい」等の感想を持てたようです。今年は多くの保護者の皆様に参加いただき、親子で考えるきっかけになればと思っています。最後になりますが、素晴らしいご指導をしてくださった山本先生に深く感謝を申し上げます。

今日は授業参観でした。各教室では話し合いや実習・実験など、様々な授業が展開されていました。どの教室も落ち着いて一生懸命に学ぶ姿が見られていたと思っています。お家の人に説明したり、一緒に作業したりする授業もありました。たくさんの保護者の皆様に参観をいただき、ありがとうございました。。

２年生が生活科で町探検を行いました。今年の町探検は地域・保護者の皆様との連携による学習で、１５もの店舗・施設の協力を得て実施することができました。コミュニティ・スクールとしての取組であり、ジオ学習の一環でもあります。町探検の舞台は、校区にある「まっとうまちなか商店街」が中心です。クラスごとに見学する従来型の町探検を見直し、子どもたちが４～５名の小グループになって、見たいお店を見たい順番で回るスタイルとしたところがポイントです。また、子どもたちの安全確保のために、約２０名の保護者の皆様に要所で見守りをいただきました。子どもたちだけでお店を回るということで、初めは緊張した様子でしたが、お店の方々の温かい関わりのお陰で、楽しくたくましく学習することができました。「どんなお店があるかを知る」というねらいを達成し、「もっと深く知りたいお店」を絞れたようです。次の探検は２週間後の１１月２０日です。しっかり準備してさらに学習を深めてほしいと思います。今回ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。２回目もどうかよろしくお願いいたします。

６年生の国語では宮沢賢治の書いた「やまなし」を学習します。そこで、「やまなし」に描かれた世界をさらに深く読むために、司書と担任がＴＴで「ブックトーク」を行いました。賢治の生き方・考えた方に触れるために、「注文の多い料理店」の序文をはじめ、「風の又三郎」「セロ弾きのゴーシュ」「銀河鉄道の夜」などの作品が紹介されました。そして、それらの作品に潜むポイント、「自然」「音（オノマトペ）」「わからない（？）」の３点に触れることで、学習への意欲を高めていました。著者や他の作品を知ることで、読みには深まりや広がりが見られることでしょう。「やまなし」をどのように読み表現するか、感性の高まりに期待です。