日誌
【R7年度修学旅行の記録】
1.日程:6月10日(火)~6月13日(金)
2.行先:北海道方面
新千歳空港、白老町(ウポポイ民族共生象徴空間)、ニセコ町(宿泊)、洞爺湖町(洞爺湖遊覧船)、壮瞥町(サイロ展望台)、ニセコ町(自然体験・宿泊)、小樽市(班別研修)、札幌市(宿泊)、千歳市(さけのふるさと千歳水族館)、新千歳空港
※A隊・B隊で一部行程が前後します
MEX金沢2025
令和7年5月16日(金) 「MEX金沢2025」に希望者55名で参加してきました。
※MEXは「Machinery Electronics Exhibition」の略であり、「MEX金沢」とは北陸最大級の機会工業見本市のことです
生徒たちはそれぞれの目的をもって臨みました。
・工業系で自分の興味がある分野を知りたい。
・文系、理系の選択に活かしたい。
・現在の工業がどのように進化しているのかを知りたい。
・どんな会社があるのかを知りたい。
(以下の写真は企業の方に特別な許可を貰って撮影させてもらっています。)
生徒たちは様々な企業の展示に目を輝かせていました。
企業の方で明倫の卒業生の方もいました。どの企業の方も暖かく対応してくださいました。
どの生徒も積極的にインタビューや体験を行い、学びの多い充実した日になっているようでした。
以下生徒の感想(抜粋)です。
・自分は工業系の進路は考えていなかったが、今回の体験を通して、思ったよりも興味が惹かれるものが多く、進路を決める参考になった。
・工業では機械を作ることもあればその機械でものを作るものもあったりもの同士をぶつけてピカピカに磨いているとこもあり工業の会社でも色々な種類があることに気づきました。工業で人を助けたり、ものを作ったりなどとても便利で面白いものがあってもっと深く知りたいと思いました。
・AIを使った会社やSDGsに向けた会社があった。蛍光灯や金属のゴミをお金を貰って受け取りそれを99%リサイクルし、それを商品として売るのが天才!って思った。
・工業の印象とはまた違う視点があり面白かった。工業系の分野にも色々あり製造、電気、バイオもあり幅広い分野があった。今日MEXに行ってみて自分の合っていそうな職種があったり新しい発見があり、大学の進学先を考える良い経験になりました。
令和7年度1年生オリエンテーション
1年生が入学して2日目の9日(水)、学年全体でのオリエンテーションが行われました。
山元学年主任の話から始まり、教務課、生徒課、進路指導課、相談室、保健環境課それぞれの主任から、明倫で学校生活を送っていく上で知っておくべきことについて話がありました。その後には、交通安全教室・スマホ安全教室も行われました。
たくさんの話があり、1年生には長い1日だったと思います。新しい環境での生活に早く慣れて、1年生一人ひとりが自分らしく明倫で過ごしていけるよう、1年学年団全員でサポートして行きます。
日本旅行メタバース体験~観光×DX~
令和7年3月27日(木)に生徒15名で日本旅行金沢支店(勤労者プラザ)を訪問しました。
まず、講義をしてくださったのは日本旅行の紺谷さんです。
日本旅行は、コロナ禍による旅行意欲の低下に負けずに、「顧客と地域のソリューション企業グループ」として、ソリューション事業、ツーリズム事業、インバウンド事業を通じて地域課題の解決に取り組んできたことを語ってくださいました。
教育ソリューション事業としてメタバース体験をさせていただきました。
メタバース体験を担当してくださるのは、日本旅行の中村さんです。
・メタバースとは仮想空間とアバターを合わせたもの
・当初はメタバース内でいつでも旅行が行ける商品を作ろうとしていたが、全く需要がなかった。
・Life is a journey. 人生も旅行であることに気づき、人生を豊かにすること=社会課題の解決のため様々なメタバースコンテンツを制作している。
実際にメタバースを体験させてもらいました。まずはアバター作りです。
練習として二口先生を各班ごとに作りました。
その後実際にメタバース空間で動かすアバターを作りました。
(ウッディ、日本の妖精、渡邊圭祐さん、高嶋 ちさ子さんをイメージ)
1億通りのアバターを作ることが可能です。
メタバース空間内でアバターを動かしました。
このソフトは同時翻訳(24か国語)がついており、メタバース空間内で出会えば会話ができます。
将来的には脳波をキャッチして動かせるようにしたいそうです。
実際の活用事例として
・メタバース婚活
・メタバース物産展
・親子で楽しめるバーチャル博物館(24時間入れる)
・不登校支援 など
メタバース体験後は地域課題の解決のためにメタバースがどう活かせるかを班で考えました。
たくさんの新しいアイディアが生まれました。
最後に日本旅行さんの会社見学をさせていただきました。
どの方も暖かく対応してくださいました。日本旅行がいろんな人に愛されている会社であることが実感できました。
以下生徒の感想(抜粋)です。
・場所にとらわれずに世界中の人とつながれて、現実ではできない体験ができるのがとても面白いと思った。障害がある方も自由に行動ができて、たくさんの人とコミュニケーションをとれるので、もっとメタバースが広まったらいいなと思った。ライブやコンサートなどのイベントを自宅にいながら楽しめるようになったらすごく良いなと思った。
・ゲーム以外で仮想空間に触れることがなかったので新鮮な体験だった。今回得た知識も今後の進路を考える上で活かしていきたい
・メタバースによって今問題とされているジェンダー差別や民種差別が今よりも解決の方向に向かうといいなと思った。家で動けない人や外に出るのがあまり好きじゃない人でも、アバターなどを使って自由に色んな場所を見ることができてすごいなと思った。
学びと気づきの多い1日になりました。
石川県立看護大学訪問~看護×DX~
令和7年3月26日(水)に生徒15名で石川県立看護大学を訪問しました。
協同研究講座ウェルビーイング看護学 松本 勝 教授に
石川県立看護大学のDXに関する取り組みについて講義をしていただきました。
現代の看護の世界では一人ひとりが多様な幸せを目指すwell-beingが求められている。
世界的にも今後はSDGsからSWGs(サステナブル・ウェルビーイング・ゴールズ)へ移行が予想されている。
社会の要請に応じて、看護の世界ではデジタル技術の研究が進んできている。
特に超音波診断装置(エコー)による可視化の実現により、訪問看護の現場でも看護師が勘や経験に頼らず、適切に処置ができる仕組みが出てきている ということを知りました。
講義の後はDX機器の体験をさせていただきました。
コミュニケーションロボットとのふれあい 体圧分布の可視化
VRゴーグル体験 MRゴーグル体験
エコーによる体内の可視化体験 無拘束バイタルサインの計測
看護のイメージが180度変わるような体験ばかりでした。
最後に本校卒業生5名に来てもらい交流会を行いました。
卒業生からは普段聞くことができない看護学生の生の声を聞くことができました。
卒業生の立派な姿に、現役生は憧れの眼差しでたくさんの質問を投げかけていました。
以下生徒の感想(抜粋)です。
・SWGsを意識した授業やVRなど最新技術を使った授業をしていることを知ることが出来ました。VRを使うことで多くの人が効率的になることが知れたので、次は実際にVRを使った授業を受けてみたいと思いました。ドラマで何度も観ていたエコーを実際に体験できてとても楽しかったです。
・看護学にもデジタル化が進んでいることを知ることが出来ました。特に印象に残っているのはVRで教科書などを見ることができたり、疑似体験などができることに驚きを感じました。AIを活用したものが普通になってきているということにも興味を持ちました。
・患者さんに寄り添うこと以外にも、超音波を使って看護師が患者さんと向き合うとこは凄い医療の進化だと実感した。自分の進路はまだ決まってないけどこの機会も参考にして考えてかいきたいです。
・現代はデジタル化が進んでいて、今ある仕事は無くなるかもしれないけど、看護は無くならないと聞いて、看護師はいい仕事だなと思いました。DXを体験したときも、VRやロボットなどを使った授業ができるのはすごいなと思いました。最後に、明倫の卒業生と交流して、いい話やためになる話などが聞けて、よかったです。
とても学びの多い良い1日になりました。