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日本旅行メタバース体験~観光×DX~
令和7年3月27日(木)に生徒15名で日本旅行金沢支店(勤労者プラザ)を訪問しました。
まず、講義をしてくださったのは日本旅行の紺谷さんです。
日本旅行は、コロナ禍による旅行意欲の低下に負けずに、「顧客と地域のソリューション企業グループ」として、ソリューション事業、ツーリズム事業、インバウンド事業を通じて地域課題の解決に取り組んできたことを語ってくださいました。
教育ソリューション事業としてメタバース体験をさせていただきました。
メタバース体験を担当してくださるのは、日本旅行の中村さんです。
・メタバースとは仮想空間とアバターを合わせたもの
・当初はメタバース内でいつでも旅行が行ける商品を作ろうとしていたが、全く需要がなかった。
・Life is a journey. 人生も旅行であることに気づき、人生を豊かにすること=社会課題の解決のため様々なメタバースコンテンツを制作している。
実際にメタバースを体験させてもらいました。まずはアバター作りです。
練習として二口先生を各班ごとに作りました。
その後実際にメタバース空間で動かすアバターを作りました。
(ウッディ、日本の妖精、渡邊圭祐さん、高嶋 ちさ子さんをイメージ)
1億通りのアバターを作ることが可能です。
メタバース空間内でアバターを動かしました。
このソフトは同時翻訳(24か国語)がついており、メタバース空間内で出会えば会話ができます。
将来的には脳波をキャッチして動かせるようにしたいそうです。
実際の活用事例として
・メタバース婚活
・メタバース物産展
・親子で楽しめるバーチャル博物館(24時間入れる)
・不登校支援 など
メタバース体験後は地域課題の解決のためにメタバースがどう活かせるかを班で考えました。
たくさんの新しいアイディアが生まれました。
最後に日本旅行さんの会社見学をさせていただきました。
どの方も暖かく対応してくださいました。日本旅行がいろんな人に愛されている会社であることが実感できました。
以下生徒の感想(抜粋)です。
・場所にとらわれずに世界中の人とつながれて、現実ではできない体験ができるのがとても面白いと思った。障害がある方も自由に行動ができて、たくさんの人とコミュニケーションをとれるので、もっとメタバースが広まったらいいなと思った。ライブやコンサートなどのイベントを自宅にいながら楽しめるようになったらすごく良いなと思った。
・ゲーム以外で仮想空間に触れることがなかったので新鮮な体験だった。今回得た知識も今後の進路を考える上で活かしていきたい
・メタバースによって今問題とされているジェンダー差別や民種差別が今よりも解決の方向に向かうといいなと思った。家で動けない人や外に出るのがあまり好きじゃない人でも、アバターなどを使って自由に色んな場所を見ることができてすごいなと思った。
学びと気づきの多い1日になりました。