新型コロナウイルスの感染予防対策
オミクロン株に対応した学校における感染症対策について(1月7日)
近時、国立感染症研究所により新型コロナウイルスの懸念される変異株と位置付けられているオミクロン株について、各地域において海外渡航歴がなく、感染経路が不明である感染者が確認されています。
現時点におけるオミクロン株に係る知見及びそのことを踏まえた学校における感染症対策に係る留意事項について,文部科学省,及び市教育委員会より下記のとおり周知の依頼がありましたのでお知らせいたします。
記
1.オミクロン株について
現時点において、オミクロン株については、厚生労働省より以下の見解が示されていること。
・感染性(従来株比)について、高い可能性がある。
・重篤度(従来株比)について、十分な疫学情報がなく不明である。
・再感染やワクチン効果(従来株比)について、再感染リスク増加の可能性があり、また、ワクチンの効果を弱める可能性がある。
2.学校における感染症対策について
基本的な感染予防策としては、変異株であっても、従来と同様に、3密の回避、特に会話時のマスクの着用、手洗いなどの徹底が推奨されており、各学校においては、引き続き、文部科学省初等中等教育局健康教育・食育課より令和3年 12 月 10 日付け事務連絡でお知らせした「学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアル⇒学校衛生管理マニュアルVer.7.1.pdf」に基づき、感染症対策を講じることが重要であること。特に、冬季であることを踏まえ、同マニュアルに示す換気の徹底について留意していただきたいこと。 新型コロナウイルスの懸念される変異株、オミクロン株に対応した学校における感染症対策にお知らせします。
【基本的な感染症対策】
(1)「衛生管理ガイドライン」等に基づき、「①身体的距離の確保、②マスクの着用、③
手洗い」をはじめとした「新しい生活様式」について、徹底を図る。
(2)毎日自宅で検温し、発熱等の症状がある場合は、登校や外出を控える。
(3)暖房中であっても、こまめに換気を行う。
(4)カラオケボックスなどの遊興施設など、混雑している場所や時間を避ける。
【飲食を伴う場面について】
(1)学校内外を問わず、食事中は向かい合って着席しないようにし、会話を控える。
【部活動について】
(1)県内で練習試合を行う場合は、県教委発出の令和3年11月9日付事務連絡「部活動の制限解除について」の留意事項等を参考に、学校長より顧問に確認することとする。なお、まん延防止等重点措置実施区域との往来を伴う練習試合、合宿、発表会等は当面禁止する。その他の地域との往来を伴う部活動を実施するにあたっては、細心の注意を払う。
(2)人との接触を避ける観点から、部活動及び大会終了後はすみやかに帰宅する。
(3)部室、更衣室等の共用エリアを使用する場合は、短時間の利用とし、時間差利用、身体的距離の確保に努め、会話を控える。
(4)小学生のスポーツ活動団体・文化活動団体には、学校長より、「1」~「3」について団体の責任者に連絡する。
【連絡体制について】
(1)新型コロナウイルス感染症に罹患しているかどうかを確認するためにPCR検査等を受けることになった場合は、速やかに学校に連絡するよう教職員、児童生徒に徹底する。
(2)陽性者判明後は、所定の様式により、保健所の施設調査に協力できるよう必要事項を速やかに把握する。(県教委発出の令和3年9月17日付教保第881号参照)
(3)臨時休業期間が長くなる場合に備えて、児童生徒の健康チェック、課題等の指示や提供等について適切に対応できるようGoogleClassroom等の活用について事前に確認
しておく。
【ワクチン接種への正しい理解の促進について】
(1)「話し合おう”ワクチン”のこと」(7月9日配付)を活用し、ワクチン接種に関する情報を伝え、正しい理解を深めるとともに、ワクチンの接種を受けていない人に対して差別的扱いをすることのないよう児童生徒に指導するとともに、機会を捉えて保護者に対しても理解を求める。
【珠洲市立学校の臨時休業・再開について】
(1)感染者が一人でも確認された段階で、校内で感染が広がっている可能性が高いか否かに関わらず、一旦、学校全体をすみやかに臨時休業とする。
(2)保健所の濃厚接触者等の調査が迅速にできるよう、学校は当該児童生徒の校内の行動範囲・接触者を調査し、保健所の指示も受け、必要箇所を消毒する。
(3)濃厚接触者等のPCR検査結果の陰性を確認する。
(4)学校を再開する。