~SOSの出し方について~ 西村先生の講演会【1年生】
心の教育講演会「コロナ禍での学校生活」~SOSの出し方について~
2月5日(金) 精神科医 西村 正史先生から、中学1年生を対象に、ユーモアを交え生徒の心を和ませながら「コロナ禍での学校生活~SOSの出し方について~」のお話をしていただきました。
「コロナ禍」による苦しみは、①感染した人の苦しみ(強い症状、死、後遺症など)②社会生活への影響(休校、外出自粛、制限など)です。学校生活では先生から直接学ぶ、友達とのふれあいから多くのことを学べます。学校生活を続けるため、基本的予防策をを忘れないでほしいとお話しがありました。
2020年3月末、中学生・高校生・大学生対象のストレス調査では、「退屈」「不安」「不自由」が上位を占めており、「不安」に対する対処法のお話がありました。
不安になると、自分の身を守ろうとして、人は攻撃的になります。ストレスの強い環境では、いじめが多くなる。自分を大切にするのと同じ、人をも大事にしよう。つらくなったらSOSを発信すること。SOSを発信することは恥ずかしいことではない。君たちはどんな時にも大人に守られていると安心して発信してほしい。そして、君たちが大人になったら必ず次の世代を命がけで守ってほしい。というメッセージを伝えられました。