奥能登国際芸術祭2020+ 磯辺プロジェクト事前学習
2月4日(木) 講師に,アートフロントギャラリーから浅川雄太さん・渡辺文菜さんをお招きして,2021年9月4日(土)から開催を予定の「第2回奥能登国際芸術際2020+」に向けてのワークショップが行われました。このプロジェクトは,環境とアートを自由に行き来する作家,渡辺行久さんの作品を通じ,珠洲の環境がどのように生活・文化に影響を与えてきたかを考えるものです。
講義の始めに,偏西風やジェット気流などについて学び,珠洲から風船を飛ばしたらどこまで飛んでいくかを予想しました。そして,緑丘中学校の周辺で,どこから飛ばすのがよいかも考えました。講義終盤には,送風機で風速10km/hを体感し,風の強さを実感しながら予想していました。このプロジェクトは3月に,風船に返信用はがきをつけて飛ばし,風船がどこまで飛んだかを調べるものです。
アートと聞くと,絵や彫刻等々の作品をイメージしますが,日常生活の一部としてアートが組み込まれているという創造性溢れる見方に,生徒たちは3月のバルーン飛ばしを楽しみにしていました。