【保護者の皆様へ】
お子様のことで、ご心配なことがあれば、遠慮なく学校までご相談ください。
お子様の成長を願い、ともに考えていきたいと思っております。
日本サッカー協会と東京都文京区の招待で、8月21日~23日まで輪島市の中学2年生が「街と能登の応援フェス」に参加し、スポーツ交流や職場体験などを体験してきました。
東京ドームで行われたスポーツ交流では,ドームのフィールドに降り立った瞬間大歓声が上がりました。
文京区の小学生・中学生、東陽中学校の生徒とチームを組み、チームリーダーにプロテニスプレーヤーの笹原龍さんと元なでしこジャパンのメンバーの小林弥生さんを迎えて競ったスポーツ交流は4チーム中4位でしたが,大変楽しく競技することができました。その夜の巨人-広島戦ではそれぞれ応援したいチームに分かれて応援しましたが、まれに見る名勝負に勝ち負けに関係なく,皆大満足でした。
翌日は小弥生さんを「夢先生」に迎え、夢を叶えるために努力してきたこと,苦しかったことをお話ししていただきました。トップアスリートも日々の努力で今があること、夢が叶わなくても、新しく目標をもって努力を続けている姿には生徒みんなに感動を与えてくれました。
この3日間、2年生はルールやマナーを守りながら門前中学校の生徒として立派な姿を見せてくれました。
大変誇らしかったです。
今回の経験がこれからの学校生活や将来に生かしてくれるように願います。
2年生で行う職場体験ですが、今年は地元の門前と東京都文京区の2カ所で行うことができました。
地元の事業所では、被災しているにもかかわらず体験を快く引き受けて下さり,大変感謝しております。
また、文京区での職場体験は、JFA(日本阪ー協会)と文京区立本郷台中学校の校長先生、PTAの方々のおかげで実現することができました。本当にありがとうございます。
どちらも、事業所の方々の温かいご指導の下、働くことの大変さや楽しさを学ぶことができたと思います。
働く大人は、誰かのために,夢のためにと、なにかしら目的を持って働いています。
だからこそ、学び続けることもできています。
生徒たちは,働く大人の姿をどう受け止めたでしょうか。
2つの街での職場体験が、生徒たちの将来にどんな夢を描かせてくれるか楽しみです。
ご報告が遅れましたが、
震災後、門前中学校の正面玄関前に建てられた白い仮設テントですが、8月21日から2日間かけて撤去されました。
避難者の住居として、また物資の仮置き場としても活躍したテントでした。
必要とされている場所への移動を試みましたが、なかなか難しく、結局、撤去することとなりました。
撤去にあたり、専修大学附属高等学校の生徒さんたちがボランティアで参加してくれました。
気温の高い暑い日でしたが、手際よく解体していただきました。
生徒さん達はワンダーフォーゲル部に所属しており、2日間とも宿舎になっていたビューサンセットから学校まで歩いてきたそうです。
高校生のたくましさに感心した次第です。
遅くなりましたが撤去作業に関わって下さった皆様に感謝申しあげます。
白いテントはしばらく門前中学校のランドマークになっていましたが、撤去されてすっきりしたような、少し淋しいような・・・。これも「復興の一歩」と考えようと思っています。
皮肉なことに、この1カ月後に豪雨に見舞われ、再び避難所を一晩開設することとなりました。
心折れそうにもなりますが、支援して下さるボランティアの方々のたくましさを思い出しながら今後も頑張りたいと思います。
熊谷市は日本一暑い街としても有名ですが、熊谷東中学校から2月には「ぽかぽか支援」としてメッセージが書かれた携帯カイロを、そして6月に「ぽかぽか交流」として熱中症対策用のヘチマの種と育て方のマニュアルをいただいていました。熊谷東中学校には環境委員会があり、絶滅危惧種のムサシトミヨの繁殖活動を行ったり、ヘチマやゴーヤのグリーンカーテンコンテストに参加したりと、意欲的に環境活動を行っている中学校です。
本校では6月までは避難所としても学校が使用されていたため、いただいていたヘチマの種を植える時期が遅れてしまいました。また、梅雨に入り、降れば大雨という悪天候で、なかなか芽が出ず心配をしていましたが、生徒会がお世話をしてなんとか今日植え替えをできるまでに成長しました。現在、双葉から本葉が出始めたところです。ヘチマのカーテンができるまでには9月頃になるかもしれませんが、残暑を考えれば、学校が始まる頃にはちょうど良いかと思います。
2学期にはヘチマの成長の報告も兼ねて、お互いの生徒会同士で交流ができたら、と考えています。
早く大きくなりますように!
3年生は修学旅行を利用して、東京で門前町の復興PR活動を行う予定です。
現在、メッセージ作成、のぼり旗作成、プレゼン作成の3つのグループに分かれて準備を行っています。
今日は、のぼり旗の作成についてアドバイスをいただいていた總持寺通り商店街の下口さんのお店を訪問し、原案を見ていただきました。最初に作成していた案より随分良くなったと褒めていただきました。
のぼり旗に書く言葉や文字のフォント、大きさや配色などについて、さらにアドバイスをいただきました。
下口さんに修正をしていただき、いよいよ注文となります。仕上がりが楽しみです。