平成26年度事業報告

H26年度 NSH事業報告

「グローバル社会と高校教育」

 
 2月25日(水)、高等学校におけるグローバル教育の在り方をテーマにPTA・教職員合同の研修会を実施しました。
 
 講演 「グローバル社会と高校教育」
 講師 北陸先端科学技術大学院大学 教授(学長補佐) 川西俊吾 氏
 
 川西氏にお話していただいた内容は、本校が掲げる教育目標の一つである「グローバル社会に通用する人材の育成」に直結するものであり、多くの示唆に富むものでした。
 
 また、本校が次年度に実施予定の「エンパワーメントプログラム」の説明会も同時に開催され、本校のNSH事業のさらなる飛躍を目指してPTA・教職員一同が目標や方策を共有する貴重な機会となりました。
 
 講師の川西俊吾氏
 
 
 

いしかわ高校科学グランプリ実技競技(実験系)優勝!


 本年度は本校の理系クラスから14人の生徒が、10月26日(日)の石川県地場産業振興センターでの実技競技、11月2日(日)の本校での筆記競技に挑戦し、チーム「GOOGOL」が実技競技(実験系)で見事優勝を勝ち取りました!
 
 本年度の内容はバネ測りを用いた物理分野の実験に関するものでした。昨年同様、大変難度の高い内容でしたが、全員が最後まで諦めずに頑張っていました。
 
 またクリップモーターカーをその場で製作し、タイムや走行距離を競い合う実技競技(総合系)にも果敢に挑戦し、競技が終了すると「GOOGOL」・「Innovator」両チームともに「やり遂げた感」溢れる笑顔が見られました。
 
 
  「GOOGOL」・「Innovator」の皆さん、本当にお疲れ様でした!
 
 2.jpg チーム 「GOOGOL」
 
 1.jpg チーム「Innovator」
 

平成26年度「先達に訊け!あかつきフォーラム」が開催されました。

 
 11月1日(土)に2年生を対象に、様々な分野で社会人として活躍する本校の若手卒業生5名を招き、自身の仕事内容や将来の目標などについてお話していただきました。
 
 事後アンケートでも、多くの生徒達が「自分の進路について真剣に考えるための良い機会になった」という前向きで積極的な意見を書いていました。
 
  小竹  貴子 氏(食アドバイザー)
 
  川崎  優希 氏(富山大学教員)
  安部  鉄平 氏(金沢市消防署員)
  山口敬史郎 氏(NPO法人「鼎」代表)
  内藤  雅志 氏(石川県庁職員)
 
 講師として参加していただいた5名の皆様、本当にありがとうございました。
 
 
 
 
 

「産学発見」


 10月15日(水)に、企業や官公庁を訪問し、さまざまな職業を体験する「産学発見」に1年生が参加しました。
 
 興味を持った職場を訪問し、そこで働く社会人の方々から直接お話を聴いたり、様々な施設を見学することによって、将来に就きたい職業を考えるための良いきっかけになったようでした。
 
 事後アンケートからも、「関心のある職業について詳しく知ることができた。」等の感想が見られました。生徒達にとって、「働くということ・将来の夢」などについて意識する上での貴重な体験になったのではないかと思います。
 
 また、先日実施された事後学習とクラス発表会を通して、生徒達は各々の貴重な体験を共有することができました。
 
 1.jpg〈JR西日本金沢総合車両所〉
 
 2.jpg〈金沢税務署〉

平成26年度からたち塾が開催されました

この事業は第1学年生徒全員(397)を対象に、同窓生から、仕事や人生などの経験を語っていただき、現役高校生の将来設計を考える一助とすることを目的として毎年実施しています。

 今年度は、以下の3名の方を講師に迎え、いしかわ教育ウィークの一環として、111()に約70分にわたって、お一人ずつ講演をしていただきました。

①   北陸放送勤務(制作局担当局長) 西川 嘉一 氏



   北陸財務局勤務(総括国有財産監査官) 山田 邦子 氏



   元自衛官(陸将補) 盛一 丈嗣 氏


模擬裁判選手権に出場しました。


 8月2日(土)、金沢市の金沢地方裁判所で行われた全国高校生模擬裁判選手権中部北陸大会に、本校の人文科学コース(205H)の代表生徒7名が出場しました。
 
 今年で2回目の開催となる中部北陸大会には、本校の他にも金大附属高校、福井県の大野高校と金津高校の計4校が出場しました。
 
 今回の裁判は、被告の男が仲間と共謀し、被害女性の長男を装って現金100万円をだまし取ったという架空の「オレオレ詐欺」事件を想定して行われ、出場者は証人尋問や被告人質問などで意見を戦わせました。
 
 選手権の結果は、金大附属高校と金津高校をおさえ、二水高校が準優勝に輝きました!生徒達のこれまでの努力が実った結果を本当に誇らしく感じました。
 
 また、これまでご多忙の中、ご指導頂きました弁護士の皆様に心より御礼申し上げます。

205HがGS課題探究の中間発表会を行いました。

 
 7月14日(月)に205H(人文科学コース)の生徒が、GS(グローバルソリューション)の授業で4月から取り組んできたGS課題探究の中間発表会を行いました。
 
 各班の探究テーマは以下の通りです。
 
 
 1班 「日本人の目線で考える国際結婚」
 2班 「文系女子の生態とは?」
 3班 「なぜ和食が世界的に注目されているのか」
 4班 「二水高校の「ゆるキャラ」を作るとしたら」
 5班 「日本人のスポーツに対する関心・意欲について」
 6班 「SNSと私たち」
 7班 「売れるマンガとは?」
 8班 「ヒットソングから考える時代状況」
 
 今回の中間発表会は、各班がそれぞれブースを準備し、他の班の生徒に対して2回ずつ発表するという形式で進められました。どの班も、これまで調査・分析してきたことをビジュアル資料を提示しながら一生懸命発表していました。
 

模擬裁判の実習を実施しました。

 6月20日(金)に、205H(人文科学コース)の生徒が、模擬裁判選手権に向けての実習(架空の事件を扱う刑事裁判)を金沢地方裁判所にて行いました。
 人文科学コースでは、6月上旬から計4日間にわたり、模擬裁判のオリエンテーションも行われました。今年も本校OBの弁護士の方々にご指導を承りました。
 これらの諸活動を通じて、生徒たちは8月2日(土)に開催される「全国高校生模擬裁判選手権」に向けて意欲を高めていました。
 
オリエンテーションの様子
 
模擬裁判の様子①
 
模擬裁判の様子②

「在り方・生き方講演会」を実施しました。

 5月16日(金)全校生徒を対象に、「いよいよホームストレッチ(最終コーナー)」と題した講演会を実施しました。
 
 講師の森喜朗先生は、二水高等学校にて一生懸命打ち込んだラグビー部での経験談をお話され、生徒たちに「挑戦・努力すること」の大切さを熱く語っておられました。
 
 
 
 講演後には森先生のお話に感化された生徒たちから次々と質問があり、その質問一つ一つに対して森先生は丁寧に答えてくださいました。
 
 生徒たちの感想文からは、特に「人生をラグビーボールに例えた話が印象的だった」という感想や「2020年に開催される東京オリンピックへの参加意識が強まった」といった思いが多く見受けられました。