✨海洋教育の軌跡✨
2年生の【小木水族館】
11月28日(金)4限目、2年生の生活科「生きもの大すき大はっ見」の学習で、1年生や能登里海教育研究所のみなさんを招待して【小木水族館】を開きました。子どもたちは、これまで1か月半もの間、様子を観察してきた海の生き物について紹介したり、クイズを出したりしました。1年生は、とても真剣に聞いてくれました。
また、生活科「せかいでひとつわたしのおもちゃ」の学習と合体させた〈いろいろわくわくランド〉もプログラムに入れ、魚釣りやクレーンゲーム、パタパタカーやゴム鉄砲の的当てなどでも1年生を楽しませました。
学習の終わりには、一つ一つ手作りしたメッセージ入りのメダルをプレゼントして記念写真を撮りました。
昼休みには、全校児童や先生方を招待し、教室内を自由に回って楽しんでもらいました。
4人が力を合わせて、つくり上げた【小木水族館】大成功でした。
西別院小学校とのWeb交流
休み時間に亀岡市立西別院小学校とのWeb交流を続けています。
子どもたちは、毎回の交流をとても楽しみにしています。
今日は、イシガ二が脱皮した殻や水槽の中の生き物の様子を
子どもたち自身が一生懸命にクロームブックで伝えようとする姿が印象的でした。
次回の交流も、心待ちにしています。
水槽の生き物の成長の様子
2年生の生活科「生きもの大すき大はっ見」の学習で水槽を設置してから5週間が経ちました。
これまでに、小さなエビやカニの脱皮を確認することができました。
なんだか一回り大きく成長したように感じます。
しかし、残念な出来事も・・・。
イソスジエビがハゼに食べられてしまったのです。調べてみると大好物だったと知り、急いで別の水槽に入れ替えました。
また、食いしん坊の大きなイシガ二にエサをあげすぎて、水槽の水質が悪化し、ヤドカリとバフンウニも命を落としてしまいました。ヤドカリは、同じ水槽内のハゼが食べるかもしれないため、引き続き、様子を見ていきたいと思います。
水質が悪化した水槽は、金沢大学教授の浦田先生や能登里海教育研究所の能丸先生、小林先生のおかげで海水を入れ替えることができ、助かった命もたくさんありました。ありがとうございました。
そして、今日は「大ニュース」な出来事がありました。食いしん坊の大きなイシガ二が脱皮し、抜け殻を観察することができたのです。抜け殻は、貴重な標本として残せるように乾かすことにしました。子どもたちも「脱皮した殻は、食べないんだね。なんでだろう?」「いつ、どうやって脱皮したのかな?」と興味津々。観察カードに記録も残すことができました。
生き物の命に触れる貴重な体験となりました。
生き物たちと過ごす時間も残り2週間。大切に育てていきたいです。
亀岡市立西別院小学校との交流学習
2年生は、生活科「生きもの大すき大はっ見」で、亀岡市立西別院小学校との交流学習が始まりました。
1日(水)の長休み、お互いに初めて顔を合わせ、自己紹介をし合いました。
今回は、先日捕まえた九十九湾の生きものを育てていくための「水槽づくり」をしました。
動いている生き物を見せながら名前を伝えたり、質問に答えたりしながら、これから一緒に育てていく生き物の担当を決めることができました。
水槽づくりでは、事前に調べたり教わったことを考えながら、3つの水槽に入れる生き物を決めて、砂や石など、すみかを工夫しながらつくることができました。
今後の交流も楽しみです。
「生き物」と「すみかに必要なもの」を採集
2日(木)、2年生の生活科で、九十九湾に行きました。
7月に磯観察をしてから、2学期に入り、「どんな生き物を育てたいか?」「その生き物のすみかに必要なものは何か?」を考えたり調べたりしながら学習を進めてきました。
子どもたちは、海に入る前に、事前に調べて分からなかったことを「のと海洋ふれあいセンター」の方に質問し、メモをとりました。
いざ、海に入ると真剣なまなざしで生き物を探し、イソスジエビやホンヤドカリ、アゴハゼなどを網で捕まえていました。初めて、素手でカニを捕まえることができた子もいて、とても喜んでいました。
来週、「能登里海研究所」の方々にご協力をいただき、京都府亀岡市立西別院小学校とWeb交流をしながら、水槽づくりをしたいと思います。
1年生 生き物さん ありがとう
1年生が、採集してきた生き物たちを海にかえしに行きました。1週間という短い時間でしたが、名前をつけたり、エサをあげたりして過ごしました。「ありがとう」「またね」と言いながら海へかえしました。この活動を通して少し、能登の海について知ることができました。
1年生 いきものだいすき
1年生が海へ行き、どんな生き物がいるのか探しに行きました。エビやヤドカリなどを見付けることができました。一人一匹ずつ学校へ持ち帰り、仲良くなるれるようにお世話を頑張ります。
6年生 地層見学
9月12日(金)、6年生の理科「大地のつくり」の学習で、のと海洋ふれあいセンター付近の地層を見学しました。地層はしま模様になっており、層ごとに色や構成している物が違うことを確認しました。さらに、層ごとに構成物を採取しました。これから、顕微鏡で観察し、色・形・大きさの違いを記録します。
磯観察をしました
2年生は、九十九湾で磯観察をしました。ヤドカリやハゼ、エビ、カニの仲間などを捕まえることができました。のと海洋ふれあいセンターの研修室では、生き物の名前などを詳しく教わりました。アメフラシの卵の様子も観察することができました。
越坂海岸清掃
3・4年生が海洋ふれあいセンター下の海岸清掃を行いました。30分ほどの活動で7㎏のごみを集めました。中には、外国から流れついたものがあり、子ども達は興味を示していました。2学期は海洋ごみがどこから流れてきているのかについて考えていく予定です。
調査船「あおさぎ」に乗船
3年生が金沢大学環日本海域環境研究センター臨海実験施設の調査船「あおさぎ」に乗船しました。社会科「わたしたちの住んでいるところ」の学習の一環として海の上から小木の町を観察しました。子ども達は、小木の町は平地が少なく、山の上や中腹にも家が並んでいると気づいていました。また、地震の影響で道が崩れてしまった地域の観察も行いました。
すなとなかよし
1年生は五色ヶ浜へ行って砂遊びをしてきました。バケツを使って、砂のプリンをつくったり、砂山を作って棒倒しを楽しんだり、波に足をつけてみたり…と里海の自然とたくさん触れ合うことができました。
2年生里海活動「きらきら水ぞくかん」オープン!
2年生は里海活動「みんな生きている」で、「九十九っ子水ぞくかん」をオープンすることをめあてにし、学習に取り組んできました。海の生きものを採集し、観察したことや調べたこと、育てる中で気が付いたことを発表しました。チケットを作ったり、生き物のクイズやすごろくを作ったりしました。水族館には、お世話になった能登里海教育研究所の先生、1年生と3年生の友達を招待しました。「楽しかった!」「ウニは触っても痛くないことがわかりました。」との感想が聞かれました。みんな、楽しみながら発見したことを知らせることができました。
2年生里海活動「みんな生きている」
2年生は里海活動の一つとして、海の生きものを観察し、育てる活動をしています。先週、九十九湾で採集した生きものたちが教室に来ました。そして、みんなで水槽づくりをしました。
能登里海教育研究所の方に手伝っていただき、水槽を無事完成することができました。生きものが水槽に入ると、みんなとっても嬉しそうでした。大切に育て、しっかり観察して見つけたことを発信していきます!
海岸清掃事後学習
5年生が、小木中学校3年生と合同で海岸清掃の事後学習を行いました。人が捨てたごみが、海の生き物の生活を奪っていると海上保安署の方から教わりました。また、水の不純物の量を調べるパックテストを行い、砂糖水は海の生き物にとって有害なものであると気づくことができました。
2年生生活科「みんな生きている」
2年生は生活科「みんな生きている」の学習で、海の生きものを育てます。今日はその生きものを探しに、九十九湾へ行ってきました。能登里海研究所の方にサポートしていただき、無事に生きもの採集ができました。
磯には、たくさんのヤドカリやカニ、アメフラシがいました。イカやヒトデ、魚のハゼもいました。生きものがいそうな場所を考えて、上手に探していました。とても楽しい時間となりました。
5・6年生 赤崎海岸清掃
5・6年生が、中学3年生と合同で赤崎海岸のごみ拾いを行いました。
集まったごみの総量は81kgで去年の記録を上回りました。紐や漁網などが最も重く35kg、次いでプラごみが21kgという結果となりました。
外国から流れついたごみが多く、子ども達は「どこの国のごみかな」と関心を持っていました。
能登海上保安署の星野さんから、ごみは海流に乗って陸まで流れつくことや、プラスチック製品が波に揺られて手のひらサイズまで小さくなることを教えていただきました。
砂浜で遊んだよ
五色ヶ浜へ行って砂遊びをしてきました。もともとあった大きな砂山に登ったり、掘ったり、水をかけたり、貝殻などを飾ったり…と里海の自然とたくさん触れ合うことができました。(「かまくら」ではなく、「すなくら」ができました!)
5年里海科 奥能登食材流通機構見学
5年生が里海科「水産業のさかんな地域」の学習として、奥能登食材流通機構へ見学に行きました。
まずは鮮度保持施設から見学しました。水揚げされた魚を効率よく仕分けする巨大な選別機や、急速冷凍された魚などを紹介してくださいました。
続いて、加工処理施設の見学をしました。三枚おろし機や、金属探知機などを実際に動かしてくださいました。また、-50℃まで温度を下げられる冷凍庫があり、それは県内唯一だということも知ることができました。
海藻に日光が当たるとでんぷんはできるのか?
6年生の里海科の授業で「陸の植物と海藻を比べよう」という課題で学習しました。
ジャガイモの葉に日光を当てるとでんぷんができることを理科で学習しました。では、海藻ではどうなるか調べることになりました。
海藻には茶色(褐色)と緑色と紅色があるのですが、まずは緑色のスジアオノリで実験しました。片方は日光に当てないようにアルミ箔で覆っていたもので、もう片方は日光に当てたものです。
左側の日光を遮ったものはヨウ素液の色が茶色のままです。
右側の日光に当てたものは青紫色に変色しています。
そのことからスジアオノリは日光に当たるとでんぷんを作ることが分かりました。
では、茶色のアミジグサと紅色のヒビロウドではどうかな?
これはどちらも日光に当てたものです。
ヒビロウドは分かりにくいですが、少し黒っぽくなっています。これは、ヨウ素液がでんぷんに反応しているからです。
アミジグサは色の変化がありません。でんぷんが無いということです。では、アミジグサはどうやって自分の養分を得ているのか?実はでんぷん以外の養分を作っているということで、ヨウ素液には反応しなかったということです。
結果から海藻も、種類によっては日光に当たることででんぷんを作ることが分かりました。