総合的な探究の時間 活動報告

総合的な探究の時間

2年生課題研究:外国人との交流研修(人文科学コース)

 R7.7.16

 

 本日、人文科学コースは、北陸先端科学技術大学院大学の留学生13名との交流研修で、「自己紹介+課題研究テーマの披露」を2セッション行いました。課題研究の内容を本当に英語で伝えることができるのか、不安もありながらのスタートでしたが、留学生のホスピタリティにも助けられ、皆立派に課題研究テーマを披露し、さまざまな視点でアドバイスを受けることができました。

 ある班の課題研究テーマはそもそも少しあいまいだったのですが、英語に直訳したところ、なかなか留学生に意図が伝わりませんでした。しかし、あきらめずに根気よく対話を続けた結果、「そういうことか!確かに!」と、ひらめきのように皆が深く納得する瞬間が訪れました。これこそが、対話や質疑応答の醍醐味なのだと思います。

 閉会式では留学生から「高校生が社会問題を解決しようとする姿に感銘を受けた」との感想もいただきました。多様な視点でのアドバイスを活かし、これから各研究はどのような発展をとげるのか楽しみです。

 

<感想>

-実際に話してみて文法が正しくなくても考えを伝えることが大切だと思った。

-言いたいことを伝えたいけど英語にする力が全然なくて結局、あまりコミュニケーションをとることもできなくてすごく悔しいです。まだまだ足りてないなって思い知らされたし聞き取ることもできないことが多かったのでもっともっと頑張ろうと思いました。

-留学生も一生懸命に伝えようとしているのが伝わってきて、異なる言語の国の人と通じ合うのは難しいけれど楽しいことなんだと気付かされた。

-留学生の方が日本の食べ物の何かをずっと説明していて、単語をいっぱい聞いてそれが「ふりかけ」を表していると分かったとき、すごく興奮した。お互いの考えていることを分かり合う瞬間を感じた。

-留学生のみなさんが意見をたくさん発信してくれて気づくことがたくさんあった。

2年生課題研究:テーマを深掘りしていきます

R7.7.9

 

 テーマ発表会も終わり、全クラスが「私の課題研究で明らかにしたい問い=リサーチクエスチョン」にたどりつくために、テーマを深掘りしていく活動に入りました。適切なリサーチクエスチョンを設定するのは容易ではなく、ワークシートや教員・大学生との対話で気づきを得ながら、活動を進めていきました。

 また、放課後には人文科学コースの課題研究について、校長先生・大学生・担当教員でじっくり話し合う機会を設けました。参加者全員が探究好きなことから話は尽きず、ぜひ生徒のみなさんにも同席してもらいたかったです。真剣に関われば関わるほど、探究活動は楽しくなります。1学期中に、よいリサーチクエスチョンを見つけられるといいですね。

2年生課題研究:テーマ発表会つづき

R7.6.25

 全クラスで課題研究のテーマ発表会が行われました。人文科学コースでは、質疑応答の型を学んだ後、発表を開始しました。研究当初から大学生がメンターとしてサポートに入り丁寧な対話を繰り返してくれたおかげもあり、各班、しっかりとした研究動機をもとに、テーマに関わる現状と今後の展望を語り、大変よい発表でした。その後に続く質疑応答では、最初に挙手してくれた生徒からよい影響が波及し、質問がたくさん出てきました。1時間で終えなければならないのがもったいなく感じるほど、よい発表会でした。初めて聴くクラスメートの研究テーマに刺激を受けた生徒が、今後どのような探究を進めていくのか楽しみです。

 

2年生課題研究:テーマ発表会がはじまりました

R7.6.18

普通文型・理型コースの一部のクラスでは、本日からテーマ発表会がはじまりました。新グループで課題研究が始まってからまだ日が浅いにもかかわらず、これまでの経緯と方向性をしっかりとプレゼンする班も見られました。ある班は、「遠足にコーラを持参し、現地で開けたら泡が噴出。どうにかならないか?」を動機に研究を進めていくとのことです。その後の質疑応答では、「どれくらいの衝撃を与えると噴出するのか?」「飲料の成分で工夫が可能なのか?」「容器の形状で工夫が可能なのか?」など、今後のヒントになるような対話が多くありました。