聖城高校の特色ある取組を紹介します

2012年11月の記事一覧

教育資料ロビー展のお知らせ

11月23日(金)~12月4日(火)、県文教会館にて行われている教育資料ロビー展「特色ある学校の活動」で、本校の展示をしています。皆様、是非ご覧ください。展示テーマは今年度本校が取り組んでいる「錦城山プロジェクト」です。このプロジェクトは、石川県の里山里海スーパースクールとしての活動でもあります。
下の写真が展示風景です。アンケートにもご協力ください。
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錦城保育園へサツマイモ

11月16日(金)、錦城保育園へサツマイモ10kgを持って行きました。このサツマイモは5月30日に聖城ふれあい農園に植え付け、10月下旬に生徒が収穫したものです。
10月下旬に錦城保育園へお伺いしたときに、園長先生から今年はサツマイモが不作で全く収穫できなかったとお聞きしたので、それなら本校のサツマイモを持ってきますよと、約束していた。
今日は3年次生の村井亮介くんと池端梨沙さんが4・5歳児のみなさんに手渡しました。
園児のみなさんは手に取って、「大きい、変な形、いつ食べるの・・・」と言って、歓声を上げていました。訪問した2人もとても満足した表情でした。

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イメージして染める

11月12日(月)、家庭科の研究授業でした。研究テーマは、学習意欲を高めるための授業の工夫です。2年生が椎の実で布を染めます。この椎の実は、先日から福村先生が近くの江沼神社で拾い集めてきたものです。生徒が登校する頃は真っ暗で椎の実を見つけることができないので、日中に先生が集めてきたのでした。絞り染めや板締めの方法を学び、できあがりのイメージをして、布全体に模様を入れていきました。生徒は手際よく作業をしていました。
生徒の作品です。一人の生徒は、イメージ通りになりました。お見事です。本人は「やった~」と大変に嬉しそうでした。次は、この布でテッィシュケースを作成するそうです。 

今年度の本校の重点目標は、錦城山プロジェクトを柱とした教育活動の展開です。今日の授業は、錦城山のスダジイを活用した内容となりました。また、イメージすることも今年度の取り組みのテーマですから、この2つが入った、とてもよい学習だと思います。

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「チャリン」の授業から

11月14日(水)、「チャリン」の特別授業がありました。講師は今井和愛(元内灘高校長)先生です。1年生9名と教員6名が授業を受けました。授業の目的は、「身近なことから人間のあり方を考える楽しさを体験する」です。まず、1枚のコインを落とします。すぐに各人がいま聴いたとおりに、音をカタカナで書き留め、15名が順に発表しました。見事に全員違っています。チャリンはありませんでした。先生は、コインの落ちる音を「チャリン」としているのは何故と問いかけます。生徒からはいろんな意見が出ました。まとめとして、「人は、一人で生きていない。みんなと一緒に生きている。他人がいるから、意味や言葉が生まれ、必要になってくる」ことの説明がありました。

かなり哲学的で難しい内容だったと思いますが、今井先生の巧みな話術に引き込まれ、生徒は案外と興味を持ったようです。1人の生徒が授業の後、先生と話したいと言って校長室へ入ってきました。

今日の生徒の様子を見て、分かる授業もいいが、どんな人もアカデミックな話しには興味があるのだと強く感じました。今後の授業に活かそうと先生方で話し合っています。
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