令和5年度 高松中学校のようす

令和5年度 高松中学校のようす

9月11日(月) 1年生 地域学習 ~かほく市内に実地調査に出かけました~

 1年生はFT(総合的な学習の時間)に、かほく市の学習を進めています。スタートは5月23日でした。かほく市役所より3名の方を講師にお迎えして「観光」「特産品」「住みやすさ」の3点からお話を聞き、それぞれがテーマを設定し探究学習を進めてきました。7月4日には、かほく市の特産品「ぶどう」のについても学びました。

 今日は、5つのグループに分かれて、学校を離れての実地調査や調理実習などの体験をしました。5グループの見学先や活動内容は以下の通りです。

 特産品班①・・・「道の駅高松」で特産品の商品や、陳列の工夫を調査しました。

 特産品班②・・・校内で特産品や炊いたお米の食べ比べをしました。また、糖度計を使ってお米の糖度も調査しました。

 住みやすさ班・・・「かほっくる」「子育て支援センター」のコースで調査しました。「かほっくる」ではスタッフや利用者に、施設の魅力や楽しめる工夫をインタビューしました。「子育て支援センター」では、子育て支援の工夫ついてプレゼンしていただきました。

 観光班①・・・「道の駅高松」「海」「白尾灯台」のコースで回り、映え写真を撮影しました。

 観光班②・・・「高松駅」「宇野気駅」「市役所」を訪れ、マンホールや顔ハメパネルなど「にゃんたろう」探しをしました。

 天気にも恵まれ、順調に調査活動が行えたようです。1年生は、今日の実際に見て調査したり、体験したりした情報と、1学期に進めてきた地域調べと合わせて「かほく市のよさ」を文化祭でステージ発表します。完成が楽しみです。

9月11日(月) 言語技術トレーニング②

 5限に3年2組で行われた「言語技術トレーニング②」のようすです。言語技術トレーニングは、本校の学力向上の取組の1つで、4月、9月の年2回、すべてのクラスで行います。4月は「結論を先に述べ、根拠を必ず伝える」といった発表スタイルを用いた対話の練習をしました。

 今日の「描写トレーニング」は、学年ごとにレベルが上がっていきます。1年生は、カメルーンやフィリピンの国旗を説明することを題材に行われました。写真の3年生は「お菓子の箱」を題材にして、代表者が説明を絵に描き表しています。このトレーニングの目的は「対象を正確に詳細に観察する力」「対象物の特性を取り出す力」「取り出した情報を整理する力」をつけることです。また、説明するときには4月のトレーニングで学んだことを生かします。今日は、ゲーム感覚で情報を伝えるために必要なことを確認しました。これからの授業で役立てて、繰り返し使うことで身につけてほしいです。

9月8日(金) 運動会結団式のようす

 6限、赤団は体育館に、青団は卓球場に分かれて運動会結団式が行われました。結団式の最初には3年生の応援リーダーが「最高の運動会にしたい」「みんなで力を合わせよう」と抱負や意気込みが語られました。その後は、赤団は体育館をいっぱいに使った「ダルマさんが転んだ」、青団は「クイズ大会」を行い、1、2、3年生と縦割りで編制する団の雰囲気を高めました。19日(火)からは、運動会本番に向けてブロック練習が始まります。今日の結団式で運動会への気合いが高まりました。

9月8日(金) 全校一斉面談をしました

 今日の5限は「全校一斉面談」を実施しました。学級担任または副担任とわずかな時間ですが、話をする場を設けました。話題は、新学期がスタートした今の気分や、部活動のこと、学習のこと、進路のこと、学校生活で気になっていること、今ハマっていること、推しのことなど様々です。クラスの枠を超えて、先生と生徒が話をした学年もありました。「面談」と聞くと少し重いイメージがよぎりますが、生徒と先生と互いに話をして、聞いて、よりよい人間関係づくり、よりよい学校づくりをめざしていきます。この先生をシャッフルして話をする機会を通して、近くに話を聞いてくれる大人がいることを知ってくれたらと思います。

 来週水曜日にも同じ場を設けます。今日と次回の2回で、全ての生徒と学年の先生が話をします。

9月8日(金) 3年生 SDGs講演会が行われました

 3年生は2学期に、FT(総合的な学習の時間)にSDGsについて探究活動を行います。これから学んでいくテーマを決めるヒントを探すことを目的とした講演会が行われました。講師には富山国際大学附属高校の 西村 一也 氏をお招きし、西村氏がマレーシア・ミクロネシアでICA海外協力隊として活動されたお話しを聞きました。

 西村氏は2年間の海外協力隊での仕事で、ダンプサイト(ゴミの集積場)に集まる家庭ゴミの半分が非分解性であることを調べました。続いて、アルミ缶のディポジット制度やODA(政府開発援助)を活用し、現地のリサイクルセンターを改修すると同時にアルミ缶のゴミを回収することにつなげました。また、悪意なくゴミを投げ捨てることが日常になっている姿に疑問を持ち、ポイ捨てによる弊害について小学校で啓発活動を行ったことなどを多くの写真や動画を交えて中学生に分かりやすくお話ししてくださいました。西村氏の活動は、今も現地に根づいているとのことでした。

 また、海外協力隊の活動のみならず、ホストファミリーとの生活のようす、現地の人との交流のようす、食物のこと、海外協力隊を終えた後での研究活動のことなどもお話ししてくださいました。SDGsに目を向けることだけでなく、西村氏の生き方にも触れることができた講演会でした。