令和7年度 高松中学校のようす

2025年7月の記事一覧

7月24日(木) 1学期 最終登校日です

 かほく市は今日で1学期が終わり、明日から夏休みを迎えます。今日は、各学年で1学期を振り返ったり、夏休みの生活や学習、課題について確認する学年集会が行われました。学年集会では、学年プロ委が1学期を総括したり、クラスのMVPなどが表彰され1学期の頑張りを認めたり、共有したりする時間になりました。2年生の集会では、部活動や地域クラブも2年生に世代交代することから、活動する上で「先輩として覚えていてほしいこと」の話もありました。3年生の集会では、9月25日(木)に行われる運動会の応援リーダー、団旗制作リーダーより意気込みが話されました。

 大掃除のあとは、表彰披露と水泳競技2種目で北信越大会に出場する 二口 かのん さん(1の2)の北信越大会壮行会、全校集会、終業式、1学期で学校を離れるALTの グレース先生 の離任式が行われました。

 終業式に先だって行われた表彰披露では、1学期に5回行われた小テストのすべて満点の生徒(最優秀賞)、平均点が95点以上の生徒(優秀賞)を表彰しました。最優秀賞は36名、優秀賞は64名の生徒が受賞しました。いつもの表彰披露で見られる部活動やコンクール、学校外のクラブ活動も大切です。同じくらい、毎日の学習や、検定の合格に向けてチャレンジすることも大切という思いから、今年度から表彰を始めました。2学期はリセットしてスタートします。2学期の最優秀賞を目指して頑張ってください。

 終業式では校長先生より「『夏休みの当たり前』として1年生は、中学校最初の部活動のある夏休み、家の手伝いと部活動を両立させ、宿題は必ず終わらせる。2年生は、これから高松中の中心になることを意識して部活動に打ち込む、さらに自分なりの『あたり前』を決めて実行する。3年生は言うまでもなく、勉強が当たり前、精一杯頑張ってほしい。」と話がありました。終業式の節目に1学期を振り返って「1学期、自分が頑張ったことを思い返して、自分をほめてほしい」と思います。

 さあ、明日から38日間の夏休み。体と心をゆっくり休める時間もとって、9月1日(月)の2学期始業式には、みんなが学校に戻ってくることを待っています。

 

〇 グレース先生の離任式

 今日をもって、高松中学校を離れるグレース先生の離任式が行われました。グレース先生は、2年前からかほく市高松地区のALTとして赴任されました。生徒の英語の力が伸びるように、授業や、英語検定の面接練習など、熱心に指導してくださいました。昼休みには、英語の絵本の読み聞かせもされ、英語への興味を持った人も多くいます。そして何より、明るく、親しみやすい人柄のグレース先生、これまでの2年間、本当にありがとうございました。

 生徒を代表して、生徒会副会長 入澤 玉妃 さんが、感謝のメッセージを英語で伝え、花束を贈りました。


 グレース先生から、生徒の皆さんへメッセージです。

 みなさん、この2年間、私に英語で一生懸命話してくれて、本当にありがとうございました。だから今日は、私が日本語で一生懸命話します。英語を好きになってくれた人もいると思います。そんな皆さんには、これからも英語を続けてほしいです。言葉は、みなさんの世界を大きく広げてくれるものです。でも、英語が苦手と思う人もいるかもしれません。それでも大丈夫です。私も学生のころ、全部の教科が好きだったわけじゃありません。そういう皆さんには「苦手でも頑張る力」や「あきらめない心」を持っていてほしいと思います。

【1年生の皆さんへ】 皆さんはとても優しくて、いつもお互いを思いやっていると感じていました。英語でもたくさん話しかけてくれて、とても嬉しかったです。世界には優しい人がもっと必要です。皆さんならきっと世界を良い方向に変えていけると思います。

【2年生の皆さんへ】 皆さんは、私が今まで教えてきた中でも特に元気で楽しい生徒でした。毎回の授業が本当に楽しくて、たくさん笑った思い出があります。人生は短いです。楽しいこともちゃんと大事にしてください。英語では”Workhard,Playhard”(よく頑張って、よく遊べ)という言葉があります。しっかり楽しみながら、しっかり努力も忘れないでね。

【3年生の皆さんへ】 皆さん、日本で私が初めて教えたクラスです。卒業を見られないのはとても残念だけど、皆さんが中学校でどんどん成長していく姿を見ることができて、本当に嬉しかったです。どうか、自分のなりたい大人に近づけるように頑張ってください。

 皆さんとの思い出は、私の宝物です。アメリカに帰ってもずっと忘れません。