2025年8月の記事一覧
じんのびカフェで被災者と交流
8月20日(水)、JRC部が能美市で避難生活を送る能登半島地震の被災者やそのご家族を対象とした「じんのびカフェ」を訪問しました。
能美市社会福祉協議会と市内ボランティア団体が月に2回運営しているこのカフェで、今回は生徒たちが企画・進行を担当しました。趣向を凝らしたゲームで会場は笑顔と活気に包まれました。
参加者からは、「珠洲の自宅は壁が倒れて住める状態ではないため、金沢からバスで通って片付けをしている。今は娘家族の近くのアパートで夫婦で暮らしている」というお話がありました。毎回参加されているというこの方は、交流を楽しんでいらっしゃる様子でした。
参加者と生徒たちの笑い声が絶えない和やかな雰囲気の中、イベントは無事に終了しました。企画を終えた生徒たちからは、「楽しんでもらえて嬉しかった」「集まって過ごす場所や生きがいを感じる場があることの大切さに気づかされた」といった感想が聞かれました。
震災がもたらした心の痛みは計り知れないものです。ほんのひとときでも参加された方が笑顔になってもらえる活動に携われたことは、生徒たちにとって、これからの活動の原動力となる出来事となりました。