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R7年度_1月

能書

 現在、教室には生徒のみなさんが冬休みの宿題として書いてくれた書初めが飾られています。

・お手本に忠実な整った字

・ちょっとお手本とは違うけれど、力強い豪快な字

・お手本とはだいぶ違うけれど、味がある字

・こんな字あったっけ?と思うような字

などなどです・・・。やはり入選する字は全体的に整っており、お手本に沿った字が選ばれる傾向があるようです。筆者は個人的に、多少お手本とは違っても、強くたくましい字が好きです。

 ところで、習字をはじめ字が上手い人のことを「能書=のうしょ」と呼ぶそうです。しかしながら、この能書、訓読みすると「能書き=のうがき」とも読めます。「能書きを垂れる」という表現は、日本語において昔から使われてきた比喩的な言い回しであり、自分の知識や理屈を誇示するように延々と述べることを意味します。一般的に褒め言葉ではなく、相手の態度を皮肉るようなニュアンスで使われます。

 日本語は実に奥が深いですね。

五・七・五・七・七

 新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

 本日(1月7日)より令和7年度3学期がスタートしました。生徒のみなさん、冬休みはゆっくりできたでしょうか。お年玉もいっぱいもらったかと思いますが、無駄遣いは禁物です。

 さて、1・2年生において、新年の恒例行事である「百人一首大会」が開催されました。読み上げる声を真剣に聞き、札を凝視する姿はまさに全集中。ものすごい目力です。この集中力が勉強に生かされれば・・・という皮肉は置いといて、とにかくみんな楽しそうでした。たくさん取れた人、1枚も取れなかった人・・・いろいろですが、全員が参加できた楽しい時間になりました。それでいいんです。

 百人一首の歴史は、鎌倉時代にさかのぼります。藤原定家が、約550年間にわたる100人の歌人の和歌を選び、まとめたことがきっかけで誕生しました。当初は「百人一首」という名前はなく、室町時代にその名が付けられました。また、江戸時代にはかるたとして親しまれるようになり、特に「小倉百人一首」として知られています。この名称は、藤原定家が和歌を選ぶ際に小倉山にこもっていたことに由来します。百人一首に収められた歌は、自然や恋愛、人生の喜びや悲しみなど、幅広いテーマが含まれています。詩の美しさだけでなく、当時の人々の感情や生活が色濃く反映されており、古典文学としての重要性を持っています。

 今日は、約790年も前に生み出された、日本が世界に誇る伝統文化に触れることができたそんな1日でした。ちなみに3年生は受験に向けての準備でした・・・。