R6 6月 南中歳時記

お知らせ  加賀地区中学校体育大会 軟式野球競技 2日目

本日、高松野球場にて、加賀地区中学校体育大会 軟式野球競技のブロック決勝戦が行われました。

大会2日目は、城南中と対戦。

どちらも決め手を欠いて、0-0で迎えた3回表、高めにボールが浮いて本調子ではない先発の九野さんが連続ファーボールでランナーを許し、無死満塁に。続くバッターにレフトへ犠牲フライを打たれ、1点先制されました。

そのあとはお互いにランナーを許すものの、ピンチをしのいで、試合は最終回の7回裏まで進みます。

1死から九野さんがファーボールで出塁。続く坂田さんが三振。2死1塁でここまでかと思われましたが、続く畠中さんがファーボールを選びます。その際にキャッチャーがファンブルしたのを見て、ランナーの九野さんが魂の激走で3塁まで進み、2死1・3塁。ここで、4番の萩さんに出番が回ってきました。

この打席まで萩さんはタイミングが合わずに、フルスイングでの空振りが続いていました。この場面は、4番として結果を出さなくてはいけない場面です。この場面でも萩さんはフルスイング。そして、捉えた打球は、逆風をものともせず、ライト戦を破り、九野さんがホームに返り、土壇場で同点に追いつきました。

8回からは何度も南中が経験してきたタイブレーク(無死1・2塁からスタート)での延長戦です。

8回表の相手の攻撃を無失点で切り抜けた南中は、その裏の攻撃で相手の暴投を誘い、サヨナラ勝ちしました。

九野さんは、調子が上がらない中、粘り強く相手打線を1点に抑えました。調子が悪い時に凌ぐ力は、野球だけではなく、あらゆる場面で大切な力です。また、打つべき人、萩さんがチャンスで打てたことが勝ちにつながりました。

それぞれがそれぞれの役割を果たすこと。一見当たり前のようですが、その当たり前の大切さが表れた試合だったと思います。

次は県体です。南中に敗れたチームの思いも背負って、県体で暴れてきましょう!

 【試合結果】

 ・対 城南中  2×ー1(8回延長タイブレーク)