字のない葉書
本日(9月16日)、2の4で教育実習生の高野さんが国語の研究授業を行いました。何人かの先生も見に来られていました。緊張しながらも堂々と授業をすすめる姿はとても頼もしかったです。
さて、今日の授業の題材は、日本を代表する昭和の小説家「向田邦子」さんが書いた「字のない葉書」でした。これは向田さん自身のことを書いたものでもあります。「父親の愛情」と「戦争の悲惨さ」が描かれており、今もなお多くの人々の心に残る作品になっています。向田さんは1929年8月、飛行機事故で51歳という若さでお亡くなりになりました。もし、ご存命であるならば、その後も日本の文学史に残る多くの作品を出していたことでしょう。
「子にとって親」は「親にとって子」は、何物にも代えがたいかけがえのない存在です。以前もこのコラムで書きましたが、親孝行は、「親が元気なうちにしてこそ親孝行」です。
中学生諸君、最近、お父さん・お母さんに「ありがとう」って声に出して言いましたか?自分の素直な気持ちや感謝の心を伝えることが、何よりもの親孝行です。