R7年度_11月

みんな大好き

 本日(11月17日)の給食は、みんなが大好きなカレーライスでした。特に給食のカレーは直径約1m、深さ約70㎝の特大鍋に、大量の肉・野菜・スパイスを入れて煮込むのでよりおいしさが増します。筆者は個人的に某有名カレー店の味よりも、給食のカレーの味が好きです。生徒のみなさんもやはりお父さんやお母さんが作った家庭の味が一番の人も多いのではないでしょうか。

 さて、今日はカレーのルーツについて少し調べてみました。日本人がカレーに初めて出会ったのは、明治初期にアメリカへ留学していた日本人学者が、帰国の途中、船上でインド人が食べているカレーを目にしたのが最初とされています。ただし、そのときは見ただけで、食べるには至らず、あまり好印象ではなかったとも伝えられています。しかしその頃の日本は長い鎖国(さこく)を経て、明治維新以降に西洋文化を積極的に取り入れ始めた時代(文明開化)でした。この流れの中で、イギリスのC&B社(クロス&ブラックウェル社)のカレー粉が日本に輸入されるようになります。札幌農学校開校(現:北海道大学)を開校したコメ嫌いで有名だった、クラーク博士〔「少年よ大志を抱け」の人物〕が唯一、カレーライスに関しては進めていたそうで、北海道で豊富にとれる、ジャガイモや人参、たまねぎなどを使うカレーライスはこの辺りから始まったそうで、日本独自の食べ方になります。

 栄養士さん・調理員のみなさん、いつもおいしいカレーライスをありがとうございます。来月も楽しみにしています!