DX探究未来塾
3DプリンターがDXハイスクールにやってきた!
本校に最新鋭の3Dプリンタが導入されました。
3Dプリンターは、パソコンで描いたデザインをまるで魔法のように立体的なモノとして創り出すことができます。
造形物の材料となるフィラメントは複数色用意しました。自分の好きな色でプリントできます。
手前の船は3Dプリンターの造形物で最も有名な「3D Benchy」です。
3D Benchyは3Dプリンターがどれくらいの性能を持っているかを測るための世界共通のテスト用の模型なんです。
この船の形には、3Dプリンターの様々な弱点や得意な部分を評価するための工夫がたくさん詰まっています。
3Dプリンターを使えばこれまで想像もしなかったような面白いことにチャレンジできます。
羽咋高校ではデジタル技術を活用した新しい学びを通して、未来の学びを加速させていきます!
【1学年】探究活動開始「DX探究ガイダンス」
4月15日(火)7限目、初回の探究の授業が行われました。探究とは何かを知ってもらうため「DX探究ガイダンス」を実施し、探究のサイクルや現代社会を生き抜くために探究することの大切さについて説明がありました。
探究ガイダンスをはじめ、1年生はアプリ開発やデジタル実習など1年間で7つの取り組みを展開しながら探究を進めていきます。
羽咋高校DX探究は、実社会と連携しながら正解のない課題を通して問題解決へのアプローチ方法を身につける「実践体験型」の課題解決にチャレンジします。
生徒間でも意見を交わしながら「探究とは何か」を一緒に考え確認し合いました。
探究学習を通して、高校生活をより豊かなものにしていきましょう。
【2学年】石川県立看護大学「問いの立て方講座」
4月10日(木)、2年生の総合的探究の時間に石川県立看護大学 垣花 渉 教授による「問いの立て方」講座が開かれました。
将来なりたい自分や実現させたい社会の実現を目指して行われる今後の活動にとって、問いの設定はその第一歩となる大切な過程です。
講座で生徒は「なりたい自分」を書き出し、そこから興味関心が高く具体的で身近な問いを複数立てました。そして問いを分析し書き換えたあと生徒間でアウトプットし合いました。「もっと深く知りたい」と胸ときめかせる問いを発見できたら、今後の探究活動もより深まります。
MIT(マサチューセッツ工科大学)アプリ開発発表会の説明会
4月8日(火)放課後、(株)IRODORIの谷津氏による「MITアプリ開発」の説明会がありました。現2・3年生は昨年度マサチューセッツ工科大学が開発したソフトウェア “ MIT App Inventor ” を使用し、IRODORIの方からスマホアプリ開発講座を受けプログラミングに触れる機会がありました。
このご縁により、「たった一人の困りごとを解決するアプリ開発」を課題テーマに、本校の代表者が7月にアメリカボストンに出向きMITで発表するといった機会をいただきました。(株)IRODORIの皆様や北陸SDGs総合研究所の武田氏のご尽力により実現した企画です。
説明会では課題テーマの設定の仕方についてや、その体験が社会や自分の未来に影響を与える可能性などについてお話がありました。
【説明会に参加した生徒の感想】
・誰か一人の為に突き詰めるのもいいなと思った。早くアプリ開発をしてみたい。
・説明を聞く前は分からないことや不安が大きかったが、聞いた後はよりアメリカに行きたい・プログラミングをしたいという気持ちが強くなった。
スマホアプリ開発講座
1月28日(火)5~7限目に、1学年対象に(株)IRODORI様によるスマホアプリ開発講座が行われました。
講座の目的は「たった一人の困りごとを解決する」です。
今回は、その目的達成のためのツールとしてアプリ開発を学びます。
生徒は、地域探究トライアルキャンプの各班に分かれ、ソフトウェア “ MIT App Inventor ” を使用し、「羽咋市に初めてきた観光客向けのデジタルコンテンツの開発」をテーマに取り組みました。
自分でプログラミングした通りにタブレットから声が聞こえ、生徒から笑みがこぼれます。
アプリ開発は始まったばかりです。一人ひとり、どんな違ったアプリが出来上がるのか楽しみですね!
最後に、講師の谷津様から「勉強だけでは社会での活躍は難しい。人が何に困っているのかを想像し、困りごとの解決のため自分は何を学べば良いかを考えると世の中に必要なものが見えてくる。誰かの役に立つことが、社会で活躍できることなのです。」とメッセージが贈られました。