校章

 

本校の校章は、高等学校発足の際、旧女学校の校章であった羽(地名の由来を示す)と、旧中学校の校章であった白砂青松(環境の風光を示す)に基づき当時の在校生によって考案されたものである。

 

羽咋高等学校校歌  折口信夫 作詞  下総皖一 作曲  音楽校歌.wma

1 沙丘に 朝の日ぞのぼる
  みな出でてみよ 水や空
  深き心は 海に得て
  知識いよいよ明らかに
  天つ空より ひろき胸
  世にまじはらむ 輝やかに
  古国 能登に生ひたち
  使命は いよよ若わかし
  ああ 新しき日本と
  吾等は在らむ とこしへに
2 晝凪ぎわたる野を越えて
  ひヾく 羽咋の杜の鐘
  心澄み行く清き音は
  高き希望に 生きよとぞ
  微妙じき思ひ 胸を揺り
  ああ 鳴りわたる 鐘の音
  古国 能登のよろしさ
  使命は いよよ饒々し
  ああ 新しき日本と
  吾等は在らむ とこしへに
3 ゆふべとどろく邑知潟
  はるばる霞む氣多の浦
  清き渚をゆびざして
  ここに誓はば わが友よ
  学問 国を清しくし
  郷は 禮譲和みなむ
  古国 能登を思へば
  使命は いよいよ遠どほし
  ああ 新しき日本と
  吾等は在らむ とこしへに

  

 羽咋中学校校歌  鴻巣盛広 作詞  中山晋平 作曲  音楽羽咋中学校校歌.mp3

1 緑の色濃き気多の神南備
  遙けき神代の偉業を語り
  奥津城廻れる老木の末に
  皇子の徳風今も戦げり
  越路の文化は源遠く
  蒔かれて芽生えぬ我等が町に

2 澎湃寄せ来る海波の響
  颯々奏づる松籟絶えず
  心耳を清むる岡の上高く
  聖地を卜して聳ゆる甍
  千歳揺るがぬ此学園に
  集る健児が抱負を見よや
3 畏き勅語は日毎の鑑
  学びの山路限りもあらじ
  分け入る歩みは力に満ちて
  切磋し琢磨し浮華を退け
  輝く理想の星を目指せば
  不滅の栄光我等にあらむ

羽咋高等女子学校校歌  鴻巣盛広 作詞  永井幸次 作曲  音楽羽咋高等女学校校歌.mp3

1 越路の浜辺年経る里に
  文の林を分け入る処女 
  大空の如胸晴れやかに
  清く交る白羽の徽章
  至誠の色の文字をかざして
  足並そろへ進みて止まず

2 雲を凌げる宝達の山
  永久に揺るがぬ操を示し
  朝なぎしたる羽咋の海は
  静けく広き心の姿
  勅語畏み校訓を守り
  女の道を此処に学ばむ