ワンサギ姉妹校交流
目的
ワンサギ中等教育学校と本校が相互に訪問し合い、本校の生徒が英語で積極的にコミュニケーションを図る態度を養い、両校の友情と協力関係を築く。また、オーストラリアの文化や歴史並びに教育事情を視察することによって相互理解と異文化理解の推進に努める。
時期
夏季休業期間
経緯
平成16年度、文部科学省のスーパー・イングリッシュ・ランゲージ・ハイス クール(SELHi)指定を契機に、積極的にコミュニケーションを図る機会として、eーメール交換等ができる相手校を海外に求め、オーストラリア・ビクトリア州の教育委員会を通じワンサギ校とのメールの交換等の交流が始まった。平成17年及び19年の9月にワンサギ校の代表団が本校を訪問し、交流を深めた。その 結果、両校の友好関係が深まり、英語教育、日本語教育に大きな成果が認められたことから生徒の保護者から事業の継続の要望があり、両校のPTA会長と校長が平成19年12月に姉妹校締結を決定し、20年2月に交流の同意書を取り交 わした。その後、20年に本校代表団が、22年にワンサギ校の代表団がお互いの相手校を訪問した。23年2月に再度、交流の同意書を取り交わし、姉妹校の交流を継続している。
ワンサギ姉妹校交流の記録
2024年度オーストラリア姉妹校(BCC)への訪問の様子
生徒の感想(抜粋)
Aさん(羽咋中出身) 海外だからといって怖がらず積極的に参加するといい思い出も経験値も手に入れる事が出来ると感じたので、(親と話し合って)積極的に応募してみるのはありだと思います。
Bさん(中能登中出身) 怖がらずに行けばいいし、行ったらとても楽しいし、なかなか味わえない体験ができるので参加したいと少しでも思うのならば、行く選択をすべき。
Cさん(能登香島中出身) 全然喋れなくても最初は翻訳機とか使いながら会話ができるし約1週間滞在してれば何となくで会話ができるからちょっとでも興味があれば参加するべきだと思います。
ワンサギから写真が届きました。
本校の100周年記念式典の際にお祝いのビデオレターをいただきました。
お礼に、式典のしおりや、本校百年史、記念品の風呂敷をお送りしたところ
写真が届きました。オーストラリアで日本語を勉強している生徒たちです。
来年から1年ごとに行ったり来たりするホームステイを伴う交流を再開する
予定です。県内の高校で、そういった交流をおこなっているところは、
あまり聞いたことがありません。
来年度は、来日して羽咋市内でホームステイをする予定です。
本校姉妹校のワンサギ中等教育学校は、来年度からBCC(バスコーストカレッジ)ワンサギ校と
校名がかわります。
創立100周年記念式典へのビデオメッセージ
令和4年10月8日(土)本校創立100周年記念式典に合わせて、
ワンサギ中等教育学校の校長先生・日本語教師の三沢先生、そして
日本語を選択している生徒達から心温まるメッセージ動画をいただきました。
現在、来年度以降の相互交流にむけて校内で準備中です。
(参考)令和5年度 ワンサギ高校生 本校に来校予定
令和6年度 本校生 ワンサギ高校に訪問予定
メッセージ動画はこちら https://www.youtube.com/watch?v=zikgkoJZbwg
(約1分28秒)
なお、100周年行事については、本校ホームページの「100周年記念事業」を
クリックしてご覧ください。
オーストラリアの姉妹校とのオンライン交流
11月24日(水)、25日(木)に本校1,2年生がオーストラリアの
ワンサギ市にあるワンサギ中等教育学校(本校姉妹校)との交流を実施しました。
例年なら1年おきに、希望すれば誰でも相互交流(ホームステイ)に参加する
ことがきましたが、今年はコロナ禍のためビデオレターによる交流のみでした。
今回、夏休み直前のワンサギ校の生徒とのリアルタイムでの交流ができました。
生徒は、日本語で、英語で、海外アーティストの話題や日本の漫画の話題などで
盛り上がり、初めてながら楽しい時間を過ごしました。
「またやりたい!」と思えるものでした。
ワンサギ訪問を終えて
ワンサギは、大都市メルボルンからバスで2時間くらいの所にあります。周囲には、広大な大地が広がり、野生のカンガルーにも出くわします。英語を話す人たちは、自己主張が強いと思いこんでいましたが、ワンサギの方々は、どちらかというとシャイで素朴な感じがしました。ホームステイ先では、家族の一員として接していただきました。日本との違いにとまどいもありましたが、別れるときには、お互いに涙で再会を約束しあいました。