日誌

10/11(水) 家庭部 特産品いちじくPR動画制作

 宝達高校家庭部では、昨年度から町の特産品フルーツを応援する活動をしています。『特産品を何かしらのカタチで応援することを通して、町や地域住民の方々に貢献できる活動がしたい』『私たちの活動が、今後の販路拡大や知名度アップにつながり、町や農家の方々に喜んでいただきたい』という2つの目的をもって始めました。

 具体的には、地元イチジク農家を訪ね、種類や栽培方法、出荷、流通等について話をうかがい、その様子を撮影し、1分半ほどの動画に編集しました。さらに、その動画をQRコード付きカードにおさめ、多くの方の目に留まるようデザインしました。そのカードを、出荷時期に合わせて、町内のスーパーやコンビニエンスストアに配置させていただくことができました。

 フルーツには旬があり、出荷され店頭に並ぶ期間は限定的です。それに合わせた活動をするのは、想像以上に大変でしたが、同時に農家の方々もそのような流れで丁寧に出荷までに至っているのだと実感することができました。

 「写真をまとめたり、動画を編集したりするのは嫌いじゃないけど、プロの方からアドバイスをいただいたことでとても質があがった。少し意識するだけで“パッと見”が違うのがすごい。多くの人に見てもらえると嬉しい」「私は小さいときからイチジクをよく食べてきたけど、町外から通学している友だちに食べたことがない子もいる。宝達のイチジクは甘いよって伝えたい」

担当した生徒はホッとした表情で制作完成までのことを振り返っていました。

自分たちが取り組んだことがカタチとなり、よい経験をさせていただいたこと、多くの大人の方々が温かいお力添えをくださったことに心から感謝します。