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行事ブログ 令和7年度

子ども熟議 大人熟議で、意見交換

11月5日(水)学校公開一日目でした。5,6年生による熟議「飯田小んいいフェス成功!だれが、なぜ喜んでくれたのかな」というテーマで意見を出し合いました。家族、地域の人、おじいしゃん&おばあちゃん、仮設の人、先生たち、外国の方、というたくさんの立場の方が喜んでくれたと感じています。「僕たちの演奏が上手だったから」「僕たちが力を出し切っていたから」「僕たちが元気に一所懸命になっている姿が見られたから」「みんなで楽しい!を実感できたから」などなど、出てきました。

自分たちのがんばりや成長が、周りのみんなを笑顔にする、その実感を得ることができました。ご協力いただいた皆様ありがとうございました。

後半の大人熟議は、PTAの家庭教育講座として、兵庫教育大学大学院教授の澤野幸司先生にお話ししていただき、また協議を行いました。前半の子ども達の熟議を参観し、地域と共に活動し、目的達成を目指して学習することで、どんな力が子ども達についているか、という視点で色々ご意見をいただきました。「地域理解や市域愛を育んでいる」「だれかのために役立っているということで自己肯定感が高まる」「人を理解し、仲間になっていく力を付けている」「関わってくれる人への感謝の気持ちを育てている」というご意見をいただきました。

これまでも、家庭・地域・学校が協働して取り組んできたことが、今の子ども達の心を開いて人とつながろうとする姿勢に繋がってきたかなと思います。今後も、子ども達の成長のために、どのように三者が協働して進んでいくか考えていきたいと思います。

     

 

 

学校公開 給食試食会がありました

11月5日(水)学校公開日一日目でした。保護者の皆さんの授業参観と、一年生保護者対象の試食会がありました。一年生たちは、おうちの人の隣に座り、給食を食べました。

いつも以上ににっこりしながら、おいしそうに頬張る児童の様子が印象的でした。

その後は、食育講座でした。給食提供までの工程やその間の安全管理を動画や写真でお伝えすることができました。家庭では、好き嫌いがあるけど、給食は頑張って食べている児童が多いというご意見もいただきました。

子ども達の健全な成長のために、安全な給食提供と食育の推進を図っていきます。

 

 

 

能登復興応援コンサートがありました

11月4日(火)今日は、「金沢芸術文化交流ネット サルーテ」主催の「能登復興応援コンサート」が飯田小学校で開催されました。

声楽家の仲谷響子さん、ピアノの八木和子さんを迎えて、音楽コンサートが開かれました。全学年の児童と、保護者や地域の方も参加していただき、楽しいひと時を過ごしました。

日本歌曲やオペラの歌曲から、ディズニーソング、そして、ジャズタッチの「トルコ行進曲」も聴かせていただきました。そして、私たちも一緒に、「フニクリフニクラ」を「すずの名物」に置き換えて、イタリア語と珠洲弁を交えて歌わせていただきました。一緒に歌っていると自然と元気になる飯田っ子でした。

最後には、児童代表のあいさつがありました。お二人の演奏を聴いて、自分ももっと美しく歌ったり上手に演奏できるようになりたい、と話し、お礼の気持ちを伝えることができました。

 

 

4年生 ECOキャップ活動について学びました

10月29日(水)4年生がこれまで取り組んできたECOキャップ回収活動について、講師をお迎えして学習しました。本日の講師は、日本海開発の南純代さんです。

4年生はこれまでも、社会の授業で聴いた、発展途上国の子ども達にワクチン接種を支援する目的で、ECOキャップ回収活動に取り組んでいました。全校に呼びかけ、仮設の皆さんにもよびかけ、たくさんの量を回収することができました。それを、能美市の日本海開発さんに 託けたことがきっかけで、今回の学習会に繋がったのです。

南さんのお話しは、とても興味深く、ECOキャップを活用したECOすごろくも紹介していただき、地域や地球の環境と、自分たちができることを考えるきっかけとなりました。

これからも、自分たちが興味あることを見つけていったり、みんなの暮らしにどんな影響があるかを考えながら、学習していける4年生に成長していってください。

 

6年生 SDGsプロジェクト 取組中

10月30日(木)6年生は、SDGs学習の取組として、珠洲の解体した建物から出た廃材を利活用する活動に取り組んでいます。とろ山祭の山車を本格的に作りたいな、どうすればいいだろう、という問題意識から、市の合同学習会で学び、カインズさんや日本青年会議所さんから教えていただき、今回、珠洲の廃材を使えることになりました。

山車をつくるのはこれからですが、解体で出た木材がまた復活できるのは、SDGsの観点からも、文化の継承からもとても意味のあることだと、教えていただきました。

今回、日本青年会議所の山本さんから、設計のお手伝いと、木材の提供をいただきました。「私たちの大好きな町を元気づけるため、山車を完成させます。」と宣言した6年生でした。児童の熱意を、大人の皆さんが熱心に応援していただけて、とてもありがたいです。飯田っ子6年生、頑張りましょう。

     

防災研修会をしました

10月27日(月)防災研修会を実施しました。

この日は、3部構成で、第一部は避難訓練でした。地震・津波を想定し、一度グラウンドに避難し、津波警報が発令したために、再度3階へ避難するものでした。仮設住人の皆さんが参加してくださり、二度目の避難時には、5年生が高齢者の皆さんと一緒に、6年生は1年生と一緒に上階へ避難しました。

第2部は、児童・教職員・仮設住人の皆さんで、金沢大学の青木賢人先生のお話を聞きました。ゼリーをケースから指で押して出す動きにたとえた、地震のメカニズムに、1年生も「わかった」「へえ」と反応していました。そして、防災を学ぶ理由が、私たちに、元気やうれしさを与えてくれました。奥能登には、おいしい食べ物や美しい景色、そして独特の文化があります。それをたっぷり味わうために、奥能登の自然を理解し、うまく危険を回避して生きる、という考え方を教えていただきました。

研修会の後は、みんなにっこりと、ますます珠洲が好きになったようでした。参加してくださった皆さん、青木先生ありがとうございました。

         

 

マラソン練習

10月27日(月)先週から、マラソン練習が始まりました。

11月7日(金)にある マラソン大会に向けて、持久力を高めるための練習です。練習は体育館で周回します。人数が多いので、全校を二つのグループに分けて一日おきに、長休みに走ることになっています。持久力こそ、練習の成果が問われますね。1年生も、横腹痛いです~と言いながら、必死に走っています。

当日は、市陸上競技場です。去年と同じコース、距離です。飯田小、新マラソン歴代記録達成に向けて、皆さん、頑張って練習しましょう。

   

県ふれあい昆虫館 出前授業がありました

10月22日(水)午後から、飯田小・上戸小・宝立小中3年生が集まって、石川県ふれあい昆虫館さんのご厚意で、

出前授業をしていただきました。

昆虫の振り返り学習の後、色々めずらしい昆虫を何種類も紹介していただきました。とってもおおきなカブトムシ、虹色に輝く虫、巨大な幼虫、あしが取れてしまう虫がいました。虫が大好きな児童も、ちょっと苦手な児童も、わいわいがやがや昆虫を見て、触って、感想をいって、昆虫に触れ合うことができた一時間でした。

虫を思いやって、そっとなでる姿、初めは怖がっていましたが、最後には指先で触れることができて、にっこりする姿が目に焼き付いています。

ふれあい昆虫館の皆様、この度は貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました。

      

市小学校連合運動会で仲間のきずなをむすびました

10月21日(火)珠洲市内の全小学校・義務教育学校前期課程の児童が集まって、20数年ぶりに「市小学校連合運動会」を実施しました。

飯田小の児童達も、朝からわくわくしながら元気に、市陸上競技場に集合しました。開会式では、飯田小体育委員会が準備運動を指揮し、元気にきびきびとして、一日の雰囲気を作ってくれました。

競技と応援は、4チームに分かれて行います。玉入れ、台風の目、綱引き、全員リレーに、特別プログラムの大玉転がしに取り組みました。勝っても負けても、大きな声と元気な態度、そして明るい笑顔が弾けた半日でした。たくさんの友達ができたようです。これまらも「珠洲は一つ」。仲間意識をもって、みんなで成長していきましょう。

       

いいフェス開催しました

10月18日(土)「いいフェス」を開催しました。復興2年目の今年、飯田町の皆さんを元気にしよう、と鼓笛パレードと復興ステージ、模擬店などを実施しました。

道路の修復、建物の解体や建設が進む街を背景に、飯田っ子の鼓笛パレードが行進しました。明るい演奏の響きと、低学年のコールの声が、町に響き、沿道の人々の笑顔を誘いました。

わくわく広場では、復興ステージが催されました。緑丘中学校吹奏楽部の演奏で幕を開け、続いて、町の祭礼子ども踊りを再演しました。また、5年生が総合的な学習の時間で取り組んだ「珠洲音頭」復活の踊りを発表することもできました。皆さんが体を揺らしたり、一緒になって掛け声をかけたり、歌ったり、最後にはみんなが踊り出すという、楽しい一体感のあるステージとなりました。

その後は、保護者の皆さん、飯田商店街の皆さんの協力による模擬店と、6年生が準備したゲームコーナーが盛況でした。

大人と子ども、学校と家庭と地域が一緒になって、みんなが一つになる楽しいひと時を過ごすことができました。子ども達の思いや心から楽しんでいる様子が、皆さんに届いて元気になってくだされば、幸いです。