陸上部
石川県特別支援学校及び特別支援学級陸上競技タイムトライアル練習会について
11月12日(土)、金沢市営陸上競技場において、2回目となる「石川県特別支援学校及び特別支援学級陸上競技タイムトライアル練習会」が行われました。今年度は福井県からの参加者も交えるなど、90名近くの参加者を迎えての実施となりました。
参加した生徒たちは青空のもと、50メートル走、100メートル走や、1,500メートル走、またリレーなど、それぞれの種目で自分の力を存分に発揮していました。
第1回石川県陸上競技記録会2023
4月8日(土)に第1回石川県陸上競技記録会2023が行われ、B高3年長田 昂蒼さん、三宅 健護さん、喜多西 萌登さん、2年中村 雄哉さんが出場しました。
長田さんは1500m、三宅さんは400mと100m、喜多西さんと中村さんは100mに出場しました。
春先の大会でなかなか調整が難しい時期ですが、それぞれ練習の成果を発揮し、力走しました。次回は4月29日の地区予選を予定しています。
第75回高校総体地区予選会
4月29日(土)に第75回高校総体地区予選会が行われ、B高3年長田昂蒼さん、三宅健護さん、喜多西萌登さん、2年中村雄哉さん、1年木越大貴さん、北島壮太さんが出場しました。
長田さんは、1500mに出場し、自己ベストを10秒以上更新することができました。前回の反省を活かし、ペース配分を意識して走ること、ラストスパートを頑張って走り抜くことができました。
三宅さんは100m、200m、400mの三種目に出場しました。100mでは前回よりもタイムがよく、400mでも好調なタイムで高校総体に進出を決めました。最後に出場した200mは、2本のレースの疲れが残る状況でしたが最後まで懸命に走り抜きました。
中村さんは100mと200mに出場しました。100mでは向かい風が強く惜しくも自己ベスト更新にはなりませんでしたが、自己ベストに近いタイムが出ました。初挑戦の200mでは、最後まで力走し、ゴール後には「また200mに挑戦したい」と意欲を見せていました。
喜多西さんは100mに出場して自己ベストを更新し、高校総体に進出を決めました。
1年生の二人は高校生になってから初のレースでした。木越さんは100mと200mに出場し、どちらも強い向かい風の中力強く走り抜きました。北島さんは5000mに出場し、前半から積極的なレースをし、無事完走しました。ペース配分に課題を感じ、次回はもっと速く走れるように頑張りたいと意欲的な様子でした。
次回は5月14日のスポレクと5月25、26、27日の高校総体を目標に練習に励んでいきます。
第32回スポーツレクリエーション交流大会陸上競技
5月14日(日)に第32回スポーツレクリエーション交流大会陸上競技が行われ、本校陸上部から高等部の生徒6名が出場しました。
男子100mでは3年三宅 健護さん、2年中村 雄哉さん、1年木越 大貴さんが出場し、同じ組で競り合い、組内で1着木越さん、2着三宅さん、3着中村さんの順でゴールしました。三宅さんは100mで久々の自己ベストを更新しました。中村さんはスタートの練習をウォーミングアップ時から入念に行い、その成果を自己ベスト更新につなげることができました。木越さんは前半から勢いよく飛び出し、前回よりもタイムを更新することができました。女子100mでは3年喜多西 萌登さんが出場し、組の1着でゴールし、自己ベストを更新することができました。
男子200mでは三宅さん、中村さんが出場し、こちらでも自己ベスト更新をしました。
男子400mでは三宅さんが出場し、前半からトップで積極的なレースを見せ、2本のレースを走った疲れも見せず、組の1着で自己ベストに近いタイムでゴールしました。
男子1500mでは3年長田 昂蒼さん、1年北島 壮汰さんが出場しました。北島さんは組のトップでレースを展開し、完走しました。長田さんはペース配分を意識したレースをし、自己ベストまであと少しでした。
途中の雨にも負けず、それぞれが最後まで一生懸命走り切りました。日々の練習の成果を実感できるとても充実した大会でした。
第76回石川県高等学校陸上競技選手権大会
第76回石川県高等学校陸上競技選手権大会が5月25日、26日、27日の3日間ありました。
1日目(5月25日)
男子4×100mリレーでは、1走木越さん、2走三宅さん、3走長田さん、4走中村さんの順番に走りました。緊張感のあるレースの中、バトン練習の成果もあり、無事バトンを繋ぎ昨年度のーム記録を上回ることができました。1走木 越さんは見事なスタートダッシュを決めて次走者にバトンを繋げました。2走三宅さんはエース区間を堂々と力強く走り抜けました。3走長田さんはバトンをうまく繋げてくれました。4走中村さんはアンカーとして懸命に他の選手を追 いかけて頑張りました。
男子1500mでは、2組目に北島さんが出場しました。前半からレースの流れに乗り、集団の中で粘りのある走りをし、自己ベストを更新することができました。前回の大会に比べて動きのキレが格段によくなりました。
4組目には、長田さんが出場しました。1周目は速いペースで走り出し、2周目のタイムが少し落ちましたが、そこから持ち直し、徐々にペースを上げてまた自己ベストを大きく更新することができました。
男子400mでは、三宅さんが出場し自己ベストを更新することができました。200mまでの勢いと後半のきつくなってからの走りが力強くなりました。
女子100mでは、喜多西さんが出場しました。スターティングブロックの使い方にも慣れ、走りのフォームも改善し、今回もまた自己ベストを更新することができました。
1日目はリレー、個人種目ともに全員が自己ベストを更新し、良いスタートを切ることができました。
2日目(5月26日)
男子800mに中村さんが初挑戦しました。1周目は集団の勢いに合わせてスタートしました。ラスト1周の鐘がなり、体が動かなくなってきた中でも腕を一生懸命振って最後まで走り抜けました。練習で一度走った時のタイムを大幅に更新することができました。走る前は初めて挑戦する800mに不安な様子もありましたが、ゴール後には、やり切った達成感で笑顔になり、もう一度挑戦したいと力強く話していました。
3日目(5月27日)
男子5000m競歩決勝に北島さんが初出場しました。練習を始めてから間もない状況でしたが、積極的にレースを進めて行きました。しかし、残り数周のところで歩型違反のレッドカードが3枚になり、残念ながら失格となりました。
続いて男子5000mにも北島さんが出場しました。1時前で気温も上がり暑い中でのレースとなりました。スタートし、1000m過ぎから少しずつ集団から離れてきた選手を抜かしながら粘り強く走り、3000mから4000m過ぎの1番辛いところでも1周あたりのタイムが1秒ずつしか落ちませんでした。ラスト1000mでは徐々にペースを上げて走り抜き、初日に1500mを走り、同じ日に5000m競歩に出場し疲れが残った状況かつ暑い中でも自己ベストを更新することができました。
3日間を通して
競技に出場するだけでなく、以前合同練習をした金沢北陵高校の陸上部の生徒をはじめ様々な生徒が頑張る様子を観戦し、「すごいな、速い!」等と心を動かされる場面がたくさんありました。
大会には3日間補助員としても関わりました。ハードルの出し入れやテントの設営、グループスタートをする際に必要なブロックの設置等、競技の運営になくてはならない役割を責任もって果たしてくれました。時間を守って行動する、手順に従って用具を準備する等普段の作業学習等でも学んでいることが活かされました。
3日間を通してスポーツをする、支える、見るといった総合的な経験ができ、大変実りある大会となりました。