本校で取り組む探究活動(課題研究)の中で、SSH推進室が主管している取組みを紹介します。 *作成中(近日公開)* 課題探究Ⅰ・Ⅱ(普通科2、3年普通コース) 理数探究基礎(理数科1年生)理数探究(理数科2、3年生)
サイエンスツアー(全校生徒から希望者) 全校生徒を対象として、夏休みや春休み期間に実施している。2023,24年度で、白山砂防事業見学ツアー(2023年7月)、カミオカンデ見学(2024年3月)、白山トレインパーク&新手取川橋橋梁工事現場見学(2024年7月)、先端実験講座(2023,24年7月)などを実施している。 金沢泉丘サイエンスグランプリ(全校生徒から希望者) 本校生徒が主体となって企画・運営する科学系イベント。毎年2月に「金沢子ども科学財団」と共催する形で本校で実施している。本校生徒は企画・運営スタッフとして参加する生徒だけでなく、純粋に楽しむ側として参加する生徒も多数いる。令和6年2月に実施した「リカ・ゲーム」は科学系脱出ゲームとして、総勢50名ほどの参加となり、大盛況となった。近隣の小中学生も参加できるので、機会があれば是非参加して下さい。 金沢泉丘主催「Earth Mileフォーラム」(普通科普通コース主体) 海ゴミ問題を始めとする地球自然環境問題をテーマにした探究フォーラムを令和5年度より開催している。特徴として、普通科普通コースの2,3年生が主体として運営していることが挙げられる。石川県立工業や金沢錦丘高校、小松明峰高校など他校の生徒も多く参加してくれている。協賛としてハウメット・ジャパン株式会社、後援としてクリーン・ビーチいしかわ実行委員会にも協力いただき開催している。 令和6年7月実施の「第3回 Earth Mileフォーラム」は、金沢大学理工学域生命理工学系海洋生物資源コースの竹内裕先生にも協力いただき、アップサイクル作りにも取り組んだ。また、同志社小学校の生徒も参加し、活動内容を紹介していただいた。 地域の小学生や中学生との交流(全校生徒から希望者) 1)金沢市立泉野小学校での出前授業(7月) 令和4年度から継続して、「子どもたちに海ゴミ問題を始めとする環境問題に興味をもらおう!」をテーマに、普通科2、3年生が継続的に活動を行なっている。「普段は教わる側の高校生が先生として教壇に立つ」だけでなく、授業案から全て高校生が練って臨んでいる。今年も7月12日に総勢19名の生徒が泉野小学校5年生3クラスでの出前授業を行なった。 2)サイエンスフェスタこまつへの参加(12月) 平成30年度から継続してサイエンスヒルズこまつで開催されている「サイエンスフェスタこまつ」に参加している。昨年は自然科学部(旧生物部)やロボット班、普通科普通コース探究班が「土の中探検~土の中の生き物をみつけよう!~」「LEGOロボットを使ったプログラミング体験」「~オーシャンクリーンアップ~海洋ゴミ問題を知って、体感しよう」の3ブースを設け、来場した小学生などに科学の楽しさ・大切を伝える取組みを行なっている。今年も例年通りの参加を予定している。
CS(コスモサイエンス)学際科学(理数科1年) 認定枠指定以降は「地理総合」の代替科目として開講している。数学、理科、情報の教科を融合した授業や特別講義、フィールドワーク等を通して、地理総合の学習分野と絡め、多面的・多角的なもの見方、俯瞰的な視点の育成を意識した授業を展開している。CS人間科学(理数科1年) 生物・家庭・保健の3分野を融合した科目。人の一生を様々な観点から学ぶことを通し、日常生活と科学との関わりや心身の健全な発達について理解することを目的としている。生命を尊重する態度を養い、人間の生命と科学のあり方について考えることができる講座となっている。 令和5年度は2 つの大きなテーマ「“生命の誕生(代理母出産、精子・卵子凍結、出生前診断等”に科学はどこまで踏み込むべきか」、「“生命の終焉(尊厳死と安楽死、終活、死生観等)” を社会として個人としてどのように向き合うべきか」に焦点をあて取り組んだ。 サイエンス・イングリッシュⅠ(理数科2年) 数学や科学に関する基礎的な語彙や表現を学び「理数探究」と連携をとりながら、英語による研究発表の実践的な学習と活動を行い、外国人や研究者と英語でディスカッションできる人材を育成を目的としている。 将来、国内だけでなく世界の研究者たちと情報の交換ができる科学者となることを目指し、その基礎となる英語力に磨きをかけ、より良い発表のこつを学習する。サイエンス・イングリッシュⅡ(理数科3年) 「理数探究」で進めてきた研究内容の集大成となる「課題研究成果発表会」での英語発表に向けて、英語での表現方法の育成やQ and A への対応を育成する授業。英語による一方向の発表ではなく、外部の研究者と英語での双方向ディスカッションができるように指導をしている。また、理数分野の英語論文を読む、英語論文作成も行なっている。