理数科野外実習 糸魚川ジオパーク研修を開催しました
7月30日(火)に、理数科の野外実習で糸魚川市を訪問し、主に地学分野の野外実習を行いました。日本有数のジオパークである糸魚川市は、糸魚川ー静岡構造線やフォッサマグナ、様々な岩石やヒスイなど、見所が沢山あり、日帰りでしたが充実した実習を行うことができました。
【フォッサマグナミュージアム】
まず、ホールで学芸員さんから、糸魚川・ジオパーク・フォッサマグナ・糸魚川‐静岡構造線について講義を聞き、その後館内を自由見学しました。今年は、フォッサマグナを発見したナウマン博士が来日して150周年の年で、特別展示も見学することができました。
【フォッサマグナパーク】
整備された遊歩道を歩き、糸魚川ー静岡構造線の断層露頭や枕状溶岩の観察を行いました。地学の大濵先生が、各ポイントで解説しました。
【親不知海岸】
翡翠ふるさと館で糸魚川観光協会のガイドさん2名による岩石の説明を聞き、その後は各自、石ころ探索キットを用いて標本作りを行いました。石の同定はパンフレットに見つつ行うのですが、これがなかなか大変。今年は、ヒスイかもしれない石を見つけた生徒が数名いました!
今年は天候に恵まれ、暑いくらいでしたが、全員元気に実習を終えることができました。