日誌

不老不死の生物学

理科の中辻です、こんにちは。早速ですがみなさん、あなたの趣味はなんですか?と聞かれてなんと答えますか?

秋は気候も生活も落ち着いて、ゆっくり趣味に没頭できる時期です。趣味があるヒトは全力で打ち込み、趣味探し中のヒトはたくさんのことにチャレンジしましょう。

私の趣味は「生物」について考えることです。なぜその生物はその形質になったのか?一見おかしな生活スタイルにはどんな利点があるのか?など進化の過程を考えることはとても面白いです。

ここではいくつか身近な生物の特性を紹介します。

 

・プラナリア

 まずはタイトルにもありましたように、世の中には不死身の生物が意外とたくさんいます。

 プラナリアもその代表格で、2 cmほどの個体を200分割してもそれぞれが独立して生存できる生き物です。また、本当にすごいのは、全ての個体に元の個体の記憶が保存されていることです。ちなみにヒトデも同じように再生します。

 

・クモ

 クモは空を飛ぶ。雲じゃありません、蜘蛛です。自分で出した糸で風に乗り、なんと数百m飛ぶことができます。

 

・カメ

 カメの性別は、産卵されたときの卵の温度で決まります。29℃未満の時はオス、30℃以上の時はメス。

 

 それぞれの特性について、なぜそんな風に進化したかなど、まだまだ語りたいのですが、今回はこのへんで。サソリの毒の話、象の耳の話、恐竜の話コアラの話。たくさんありますがまたの機会に。

 

 それではみなさん、趣味に没頭する良い秋を!