日誌

今年もあと1ヶ月

先日、生徒会の生徒たちが赤い羽根共同募金の呼びかけを行ってくれました。

朝早くから積極的に声掛けを行ってくれ、多くの生徒や先生方が募金に協力してくれました。ご家庭から小銭を集めた封筒を持ってきてくれた生徒もいました。おかげで多くの募金が集まりました。ご協力頂き、本当にありがとうございました。

募金は善意であり、何かの役に立てる事をと自ら考えて行うことにとても価値があるのだなと募金活動を通じて考えさせられました。

 

善意について、こんなニュースを見かけました。ワールドカップ日本代表選手がドイツ戦の試合後ロッカールームを美しく清掃し、感謝のメッセージと折り鶴を残して帰ったとFIFAが公式SNSで投稿したというものです。

以前から日本人サポーターが観戦後、スタンドのゴミ拾いを行うことが世界で称賛されていると話題になっていました。今大会でも日本人サポーターは青いゴミ袋を持参し、スタンドのゴミ拾いを行っています。

残念ながら負けてしまったコスタリカ戦でもやはりロッカールームとスタンドの清掃は行われたそうです。選手やスタッフ、サポーターたちは試合後に様々な想いがあり、掃除や片付けどころではない心境かもしれません。それでも感謝の気持ちを込めて自分たちが使った場所をキレイにする。その行為もまた、善意であると感じ心が温まる思いでした。

 

勝ち負けや損得ではなく、誰かの何かの役に立つことを考える、そんな想いに触れることができ自分にも何ができるのかを考えるきっかけとなりました。

今年も残すところあと1ヶ月、自分や誰かが心温まる何かが1つでもできれば良いなと考えています。

みなさんの2022年が笑顔で締めくくられる1ヶ月になる事を願っています。

 

 

保健体育 川瀬