日誌

「It will be fine」

  またまたまた、国語科の森です。もう9月ですね。令和6年度も半分が終わろうとしています。2学期は行事が多いです。長いようで短いかもしれません。今回は8月に終わったオリンピックの話をしようと思います。女子レスリングで金メダルに輝いた53キロ級の藤波朱理選手と76キロ級の鏡優翔選手の話です。二人は藤波選手が中学2年の時に知り合い仲良くなり、食事やカラオケを楽しんだりするそうです。そんな二人には合言葉があります。それが、「It will be fine」です。日本語で言うと「大丈夫だよ。」です。それぞれがケガをしたときに「It will be fine」とお互いに励まし合ってきました。ともにパリオリンピック代表に決まって迎えた今年、再び順番にケガをし、同じ言葉をかけ合いました。この言葉も素晴らしいですが、励まし合える存在がいるということがお互いの力になっていると思います。人間は一人では生きていけませんから、誰かそのような存在がいることが大事なことではないでしょうか。家族でも友人でも誰でもいいので、「It will be fine(大丈夫だよ)」と言い合える存在がいるといいですね。
 私も同じような言葉を大事にしています。それは、「なんくるないさ」(沖縄の方言で「なんとかなるよ。」)や「なすがまま」です。いろいろくよくよ考えても結果がたいして変わらないのなら「なんくるないさ」や流れに任せて「なすがまま」と思ってみてはどうですか。