日誌

SASUKEの予選会から感じたこと

皆さんの人生の目標は何ですか。

私は現在「SASUKEに出場し、1stステージをクリアする!」を人生の目標の一つに掲げています。

今年3年ぶりにSASUKEの書類選考を突破し、予選会に参加することができました。

予選会は横浜の緑山スタジオで行われ、そこには全国から500人の猛者達が集まっていました。

「自分はこの中で何番目の力があるんだろう。絶対予選を突破して、本戦に出場してやる!やってやる!!」

第1種目は「エンドレス腕立て伏せ」でした。太鼓の音に合わせて、腕立て伏せを続け、限界まで挑戦する。500名から無作為に分けられた10名で戦い、上位2名が次の種目へいけるというものです。

太鼓の音と「1!」という声とともに地獄の腕立て伏せがスタートしました。50回のカウントを聞いたとき、係の方が「まだ10人全員残っているぞ。頑張れ!」と言いました。

「マジか、結構つらいぞ。でも、やるしかない!こんなところで負けられない。絶対勝ち残って、次の種目へ進んだる!!」

太鼓の音とともに腕を曲げて、伸ばす。伸ばした状態をキープし、次の太鼓の音を待つ。1回1回がとてつもなく長く感じ、体は乳酸地獄となります。

60回、70回、腕だけでなく、全身がプルプルと震え出し、限界が迫ってきている自分がいました。

限界を突破したとき、自分が何回で終わったのか、何回できたのか明確に覚えていません。ただ、77、78回辺りで体ごと地面に倒れ込みました。

その時、すぐに周りを見ている自分がいました。自分は上位2名に入れたのかどうか。

目の前にはまだ戦っている猛者が4、5人いました。その瞬間、予選敗退が決まりました。

自分のグループは138回で上位2名が残り、決着がつきました。

100回を超えた辺りから目の前の光景を見て、笑っている自分がいることに気付きました。

「すごい、上には上がいる。面白い、また鍛え直しだな」

 

筋トレを続けて、気づけば20年になります。

今日も「常自分史上最高」になるために心も体も鍛えていきます。

予選会終了からエンドレス腕立て伏せのトレーニング(3秒に1回のペースで腕立て伏せを行う)を続け、2022年11月18日現在、記録は101回まで伸びました。年内138回達成を目指します!

 

保健体育科 今西 聡