令和5年度 河北台中学校のようす

2023年12月の記事一覧

柔道の授業(1年生保健体育)

 1年生の保健体育の授業では、「柔道」が行われました。1年生にとって「柔道」は初めての単元です。最初は柔道着の身に付け方を学習しました。帯の結び方が難しいようで、「これで合ってる?」と周りと確認しながら結んでいました。最終的にはみんなしっかり身に付けることができました。

 日本の武道である柔道の基本精神は、「礼に始まり礼に終わる」にあります。先生から、道場への入場時や試合の前後には必ず「礼」を行なうんだよ、と説明がありました。その後、先生と柔道部員で、柔道の技を見せて、柔道とはどのようなものかを示してもらいました。迫力ある投げ技に、思わず「お~!」という声が上がりました。

 今後の授業で、受け身の練習を行っていきます。基本動作や基本の技を習得することも大切ですが、相手を尊重して敬意を払う礼の精神も学んでほしいと思います。

12月4日から10日までは「人権週間」です

 国際連合では、世界人権宣言が採択された12月10日を「人権デー」としています。毎年、人権デーを最終日とする1週間(12月4日から10日まで)を「人権週間」と定め、人権尊重を呼びかけています。

 今日は、生徒会執行部の生徒が、お昼の放送で、スライドを交えながら人権週間の意義やいじめ・差別の撲滅などについて全校生徒に伝えました。人権について考える貴重な時間となりました。

ボランティア交流広場~つなごうボランティア 広げようまちづくり~

 12月2日(土)に七塚健康福祉センターで、第14回ボランティア交流広場が開催されました。これは、かほく市の中学校とボランティア団体が活動内容を発表するものです。河北台中学校からは、生徒会執行部が先月行った地域ボランティア清掃について発表し、ジュニアボランティアサークルmyanが図書館ボランティアや赤い羽根共同募金、ベルマーク集計活動などについて発表しました。グループセッションも行い、有意義な交流会となりました。

生と性の学習会~大人に近づく日々~(2年生思春期講座)

 星の子助産院院長の坂谷理恵子先生を講師に迎え、2年生で思春期講座を開催しました。「生と性の学習会~大人に近づく日々~」というテーマでお話していただきました。

 2名の生徒が、自分が生まれる前にお母さんの子宮の中ではどんな感じだったか、どのようにお母さんのおなかから出てきたのかを実感するために袋の中に入って出てくる体験をしました。体験した生徒は、袋から出てきた後「中は温かかったけど外は涼しい。」「出てこれてうれしい気持ちになった。」「出た後は開放感があって、安心した。」と感想を言ってくれました。

 また、別の2人の生徒がおもりの入ったジャケットを着て、妊婦体験をしました。「とても重くて座るだけでも大変だった。」との感想がありました。さらに「妊婦の人は、24時間重さを感じるので、辛いときは周りの人に頼ってほしい。」「妊婦の人の荷物を持ってあげたらいいと思う。」との感想も言ってくれました。

 最後に、全員が赤ちゃん人形を抱っこする体験を行いました。最初は緊張しながら恐る恐る抱っこする生徒もいましたが、慣れてくると「やわらかい~。」と言いながら、みんな笑顔で抱っこしていました。

 坂谷先生に教えていただいたことを忘れず、これからどう生きていくか、考えていきたいですね。