夏山合宿 2018 白馬(北アルプス)
<<行動記録>>
2018/7/30(月)
栂池自然園(9:48)-白馬乗鞍岳(12:32)-白馬大池山荘(13:18)
行動時間3時間30分
2018/7/31(火)
白馬大池山荘(4:25)-白馬岳(9:20)-白馬鑓ヶ岳(11:32)-鑓温泉(14:33)
行動時間10時間10分
2018/8/1(水)
鑓温泉(6:04)-小日向のコル(8:02)-猿倉(10:10)
行動時間4時間
<<行動記録>>
2018/7/30(月)
予定通り、全員集合し5時30分に学校を出発。北陸自動車道を通って、栂池高原スキー場に8時20分に到着した。その後、登山の準備をして、ゴンドラ乗り場へ向かう。8時50分にゴンドラに乗り込み、ロープウェイを乗り継ぎ、9時25分に栂池自然園駅(1830m)に着いた。遊歩道を歩き、栂池自然園ビジターセンター(1850m)横で、最後の身支度を調え、いよいよ登山行動に入る。(9:48)
35分ほど樹林帯の中を歩き、1回目の休憩を取る。(2000m)(10:25-10:35) まだ、全員余裕の表情を見せている。
さらに、30分で、天狗原(2200m)に到着し、昼食をとる。(11:03-11:25)
これから登る白馬乗鞍岳の大きな雪渓がよく見えていた。
天狗原の木道を10分ほど歩き、大きな岩がゴロゴロしている急登にとりつく。急登の上部にはまだ雪が残っており、すれ違う登山者は慎重に下っていった。雪渓の手前で休憩を取る。(2380m)(12:12-22)
100mほど雪渓の上を歩き、白馬乗鞍岳の山頂部へ出た。(12:32) その後、ほぼ平らな山頂部を進み、周りの景色を見たり、山頂のケルンで写真を撮ったり(12:42)しながら、白馬大池山荘に着いた。(2385m)(13:18)
2018/7/31(火)
4時25分、まだ薄暗い中、ヘッドランプを装着して、白馬大池山荘を出発した。雷鳥坂の途中で、朝食弁当を食べながら、ご来光(4:52)を見た(4:48-5:05)。遠くの山々には、薄く雲がかかっていたが、きれいなご来光を見ることができた。2612mの船越の頭(5:35)を通り、稜線をしばらく歩いて、休憩を取った。(2610m)(5:55-6:05)
遙かかなたに今日の目的地の鑓温泉小屋を眺めたりしながら歩き、小蓮華山に着いた。(2766m)(6:41-6:53)
細かなアップダウンがあるものの、遠くの山々を眺めながらの爽快な縦走路を歩き三国境に着いた。(2730m)(7:25-7:37) 三国境は、新潟県と富山県、長野県の県境となっており、コマクサの群落が多く見られる場所で、あちこちに優しいピンク色のコマクサが咲いていた。
ここからは、標高差200mの登りが続く。150mほど登った2880m付近で、雷鳥の親子と出会った。人を恐れることなく登山道周辺を親子で歩き回っている様子を各自が思い思いに写真に撮っていた(8:05-8:10)。三国境から、40分ほどで、白馬岳山頂に着いた。(2932m)(9:20-9:40) 山頂からは、北アルプスほぼ全域が眺められ、遠く富士山までも見ることができた。
山頂から、10分ほど下り、白馬山荘前で記念写真を撮った。(2830m)(8:49) 白馬山荘からさらに下り、清水岳、祖母谷温泉、欅平方面(左)と、頂上宿舎、大雪渓(右)との分岐を直進し、鞍部(2610m)(9:36)を通り、1時間ほど歩いて杓子岳の手前で休憩をとった。(2660m)(9:45-9:55)
杓子岳の巻き道(2730m)を通り、鞍部(2690m)(10:25)に下りた。鞍部では、杓子岳の薄いピンク色の斜面と、これから登る白馬鑓ヶ岳の青白い斜面の境目がくっきりと見ることができた。鞍部から15分ほど上り2800m付近で昼食を取った。(10:40-11:00) 鞍部から1時間ほどで白馬鑓ヶ岳山頂についた。(2903m)(11:32-11:44)
山頂から、小石でざらざらした道を30分ほど下り、鑓温泉への分岐点に着く(2750m)(12:15-12:20)ここで、靴ひもを締め直し、下りに入る。ここからは、ただひたすら下ることになる。山頂から1時間ほどで350m下り、休憩をとる。(2540m)(12:50-12:57) ここからさらに下り、大出原(2340m)で休憩をとる。(13:32-13:44)
下りの後半戦は岩場やハシゴなどが続き、慎重に進んだ。1時間で、鑓温泉に着いた。(2020m)(14:33) 分岐から鑓温泉まで、標高差730mを約2時間15分で下った。
鑓温泉には、露天風呂があり、景色を見ながらのんびりと温泉に入って体を休めることができた。
2018/8/1(水)
最終日なので、少し遅めの6時04分に鑓温泉を出発した。いくつかの雪渓を渡り、6時55分に最後の杓子沢を渡りきった。(1840m) 杓子沢をすぎた大きな岩の上部で休憩を取る。(1850m)(6:57-7:07)
樹林帯の中を歩き、中間点となる小日向のコル(1824m)(8:02)を越え、開けたところで休憩をとる。(1800m)(8:04-8:14) このあたりから、通ってきた稜線がよく見えるはずだが、ガスがかかり見ることはできなかった。
トラバース道を30分ほど下り、1600m地点の手前で休憩(8:55-9:06)した。その後、すぐに1600m地点を通過(9:08)、ここからは緩い尾根を下る。最後に急な下りを15分ほど下ると、林道に出た(9:56)。その後、林道を歩き、10時10分に猿倉荘(1250m)に着いた。