人文科学コースの活動
【2年人文・文系】課題探究 中間報告会でポスターセッション
2年生普通科人文コースと普通コース文系の探究活動の中間報告会を9月10日(水)に開きました。今回はポスターセッション形式で、発表と質疑応答を実施。「次はこんなアンケートをとるのがいいのでは?」「この統計グラフだけだと、こう言い切るのは難しいのでは?」など、聞き手の生徒からは質問だけではなく、助言や気づきが投げかけられ、活発な意見交換となりました。
生徒たちは4月から国語・英語・地歴公民・体育・情報などの分野に関わる研究をグループで実施してきました。次は11月のプレ発表会に向けて研究を進めていきます。
【2年課題探究(地理コース)】能登でのフィールドワークを通じた防災学習
7月22日(火)に2年課題探究(地理コース)の生徒を対象に石川県能登地域を訪れ、防災と復興について現地で学ぶ機会を持ちました。訪問先は、輪島朝市通り、出張輪島朝市(ワイプラザ)、道の駅千枚田ポケットパーク、のと里山空港です。2024年の地震災害の被害が色濃く残る地域を実際に歩き、地元の人々から貴重なお話を伺いました。
特に印象的だったのは、復旧途中でありながらも力強く営業を再開している朝市の姿とそれを支える地域の方々の声です。「観光客が来てくれることが1番の応援」という言葉には深い想いが込められていました。
また、千枚田のポケットパークやのと里山空港では、地震による地形の変化や交通の課題などを学び、災害が生活や地域社会に与える影響をについて理解を深めました。
このような現地での体験を通して、生徒たちは「災害を知る」ことだけでなく、「自分たちに何ができるか」を考える機会となりました。これからも地域とつながる学びを大切にし、未来に生かせる学びを深めていきます。
「ニュースでは見えなかった現実を目の前で見て、心が動かされました。支援する側として何をできるかを考えたいです。」
「能登半島地震を理解し、受け止め、今後の復興を考えていきたいです。」
生徒感想より
【2年人文・文系】探究スキル講座「AI を活用した課題研究の進め方」
本日、人文科学コース・文系コース2年生を対象に、探究スキル講座「高校での学びを加速する生成AIの活用法-プロンプトエンジニアリングを中心として」を実施しました。
講師は、金沢工業大学 情報理工学部 知能情報システム学科 教授 山本 知仁先生です。
山本先生は、先月にも本校理数科1年対象にAI講座を実施していただきましたが、今回文系の生徒及び課題探究担当教員を対象に講義をしていただきました。
生成AIの特徴やしくみを理解し、適切な「プロンプト」をどのように作成したらよいかを、実際にエンジニア演習を通して、生徒たちは楽しく学ぶことができました。
現在人文・文系生徒は探究活動に取り組んでいますが、山本先生から生成AIを利用する際の注意点や探究学習では生成AIを使えばすぐに見つかる課題ではなく、「問いの立て方(リサーチクエスチョン)」が重要であることを分かりやすく教えていただきました。
生徒の感想
・自分の問いに対する批判的な考え方を聞くことで、新たな視点も得ることができると思った。
・夏休み中に先生に聴きに行けない時にわからなかったところや引っかかったところを聞いてみることで自分の理解を深められるようにしたい。
【NSH】令和7年度人文科学コース「人文科学課題研究Ⅰ」・文系コース「課題探究」テーマ報告会
6月25日(水)に2年人文科学コース(13期生)の「人文科学課題研究Ⅰ」と2年文系コース2クラスの「課題探究」テーマ報告会を行いました。
報告会には、金沢大学の尾島恭子先生、高山知明先生、原佑介先生、金沢学院大学の清田直恵先生、公立小松大学の小原文衛先生、島内俊彦先生、またオンラインで京都女子大学の道越秀吾先生、京都大学法学研究科博士課程の大森道也先生の8名を助言者に迎えました。
今回は、研究テーマ、リサーチクエスチョン、仮説、仮説の検証方法について助言者と参観者に報告し、ディスカッションを通して、研究の方向性を探っていくという目的の報告会でした。
大学の先生による専門的で具体的な助言はもちろん、生徒同士も活発で建設的な意見が交わされていました。
探究活動が本格的に動き出した日になりました。
今後、彼らの探究活動がより充実したものになることが期待されます!
【NSH】「人文科学課題研究Ⅱ」英語研究発表会を実施しました!
本日、「人文科学課題研究Ⅱ」英語研究発表会を実施しました!
発表会には外部の大学の先生やALTの先生方、保護者の方をお招きし、2年次から継続してきた探究活動の成果を英語で発表しました。また、21Hの生徒も参観しました。
ポスターセッション形式の発表会では、唐突な質問も参加者から聞かれることもありましたが、柔軟に英語で応答している様子が見られました。
大学の先生からも研究方法や発表内容が好評でした。
今回の発表が、3年生の大学での学びや、後輩たちの探究力の育成にきっと繋がるはずです!
【NSH】新2年生・新3年生人文科学コース 「人文科学課題研究Ⅰ座談会」
3月27日(木)の13時から人文科学コース「人文科学課題研究Ⅰ座談会」が開催されました。
令和7年度の人文科学コース新3年生が人文科学課題研究Ⅰを通して学んだことや得たものを人文科学コース新2年生にアドバイスすることを通して、お互いの探究力の向上を図ることを目的とした会でした。
新2年生は人文科学コースの行事や課題研究について、知りたいことや不安なことを新3年生に質問し、新3年生はその質問に親身になって答える姿が見受けられました。また、講師として、公立小松大学の長辻 幸准教授をお招きし、課題研究における「問い」の大切さをご教授いただきました。
新2年生、3年生ともに本年度を締めくくり、次年度の活動や課題探究につながる会になりました。
令和6年度NSHキャンプ
1月25日(土)26日(日)に国立能登青少年交流の家において、令和6年度NSHキャンプが開催されました。本校からは1年生8名が参加しました。
はじめは緊張した面持ちの生徒たちでしたが、他のNSH校の生徒と交流しながら、探究活動の一連のプロセスを学びました。また、活動はすべて英語で行われました。悪戦苦闘しながらも培ってきた英語力を活かし、生徒たちは留学生と共にグローバルな視点で探究を行っていました。
この2日間で自分の視野を大きく広げた生徒たちでした。2年生から本格的に始まる課題探究の活動においても、この経験を活かして取り組んでいきます。
京都大学学びコーディネーターによる出前授業の実施
京都大学が高大接続・高大連携活動の一環として、全国的に展開している学びコーディネーター事業を利用し、京都大学 経済学研究科 経済学専攻 博士後期課程2回生 吉川 英輝さんによる出前授業「経済学者の知りたいことー経済発展のメカニズム」を12月13日(金)6限、普通科文系2年生を対象に行っていただきました。
大学院という場所がどのような場所なのか、また、経済とは何か、その歴史や成り立ちから講義していただきました。授業後の質問コーナーでは、「吉川さんが留学したきっかけはなんですか?」といった今後の進路を見据えた質問や「日本の経済は復活しますか?」といった経済について気になることを意欲的に尋ねる生徒の姿も見られました。分かりやすい講義、丁寧な質問への返答をありがとうございました。貴重な経験をした生徒たちでした。
【NSH】令和6年度2年人文科学コース海外交流研修(終)
人文科学コース38名は、無事台湾から小松へ戻ってきました。
早朝からの移動で、流石に疲れた様子ですが、「新営高級中学校の生徒ともっと交流したかった」、「B&Sが楽しかった」など充実した研修旅行だったのではないでしょうか。
今回の研修で得た様々な経験を糧に、今後の学校生活をより豊かなものにしていきましょう!
みなさん、お疲れさまでした。
・B&Sの参加した現地の学生との集合写真
【NSH】令和6年度2年人文科学コース海外交流研修(最終日)
四日目です。台湾研修のプログラムを無事に終了しました。全員元気です!これから小松へ帰ります。
桃園国際空港を定刻通りに出発し、小松空港に10時25分到着予定です。