人文科学コースの活動
R7 人文科学課題研究Ⅰ・課題探究のプレ発表会を実施しました
2年生の人文科学コース「人文科学課題研究Ⅰ(Jゼミ)」と文系コース「課題探究(Kゼミ)」のプレ発表会を11月1日㈯5・6時間目に計3教室で実施しました。どちらの発表会も、生徒たちは教室内でスライドをプロジェクターに投影し、これまでの探究活動の成果と今後の展望を発表しました。
3教室とも大学の先生方に助言者として入っていただきました。先生方からは、「テーマがとても興味深く視点が独特で良い」「いろいろな事例を分類するのはいいが、なぜそのような分類にしたのかをよく考える必要があるのでは?」「さまざまな文献を参考にしており堅実だと感じた」など、多角的な意見や質問、改善すべき点が投げかけられました。
参加していただいた講師の皆さんです。ご協力本当にありがとうございました。
金沢大学融合学域融合科学系 尾島 恭子 教授
金沢大学人間社会研究域人文学系 髙山 知明 教授
公立小松大学国際交流学部国際交流学科 島内 俊彦 教授
金沢学院大学スポーツ科学部スポーツ科学科 清田 直恵 教授
金沢大学人間社会研究域人文学系 原 佑介 准教授
公立小松大学国際交流学部国際交流学科 長辻 幸 准教授
京都女子大学データサイエンス学部データサイエンス学科 道越 秀悟 准教授
金沢大学融合学域融合科学系 豊島 祐樹 講師
京都大学法学研究科博士課程 大森 道也 氏
石川県教育委員会学校指導課 片岡 清志 指導主事
R7 人文科学コース2年関東ヒューマンセミナー2日目
2日目は、金融・企業コースと公的機関コースに分かれ、選択研修を行いました。
金融・企業コースは、午前は東京証券取引所を訪問し、施設見学と株式投資体験を行いました。
午後はセールスフォースジャパン様を訪問し、社員の方とのキャリアトークを通して自身の将来を考える良い機会になりました。
公的機関コースは、午前は外務省、午後はグループを2つ分けて、文部科学省と法務省を訪問しました。なぜ、今の仕事を志したか、どんな思いで仕事をしているかなどをお話ししていただきました。文部科学省では、本校の卒業生の方に対応していただきました。
2日間、数多くの活動を体験を通して自己のキャリアを考え、明日から行動できるきっかけになったのではないでしょうか。
生徒のみなさん、お疲れ様でした。
◯東京証券取引所
◯株式投資体験のようす
◯Salesforceでの研修のようす
〇外務省
〇法務省
〇文部科学省
R7 人文科学コース2年関東ヒューマンセミナー1日目
9月24~25日の2日間、人文科学コース2年40名は関東ヒューマンセミナーを実施します。
本セミナーは、「首都東京で政治経済の中心業務を担う公的機関や幅広く国際的な活動を展開している機関や企業、大学を訪ねることで、視野を広げ、自分の将来像を描く」ことを目的としています。
午前は、東京国立博物館に行きました。
午後は、東京大学を訪問しました。学生団体Fairwind様によるワークショップに参加しました。今回企画統括していただいた学生の方は、人文科学コースのOGでした。同じ高校を卒業した先輩が大学で活躍する姿を見て感じるところがあったのではないでしょうか。
夕食後は、人文科学コースの卒業生5名をお招きし、懇談会を行いました。人文科学コースで良かったこと、受験や勉強の仕方、大学生活についてざっくばらんに話し合うことができました。
明日は、2グループに分かれて選択研修を行う予定です。
1日目の活動のようす
○東京国立博物館
○東京大学訪問
○学生団体FairWindによるワークショップ
○人文OBOG懇談会
【2年人文・文系】課題探究 中間報告会でポスターセッション
2年生普通科人文コースと普通コース文系の探究活動の中間報告会を9月10日(水)に開きました。今回はポスターセッション形式で、発表と質疑応答を実施。「次はこんなアンケートをとるのがいいのでは?」「この統計グラフだけだと、こう言い切るのは難しいのでは?」など、聞き手の生徒からは質問だけではなく、助言や気づきが投げかけられ、活発な意見交換となりました。
生徒たちは4月から国語・英語・地歴公民・体育・情報などの分野に関わる研究をグループで実施してきました。次は11月のプレ発表会に向けて研究を進めていきます。
【2年課題探究(地理コース)】能登でのフィールドワークを通じた防災学習
7月22日(火)に2年課題探究(地理コース)の生徒を対象に石川県能登地域を訪れ、防災と復興について現地で学ぶ機会を持ちました。訪問先は、輪島朝市通り、出張輪島朝市(ワイプラザ)、道の駅千枚田ポケットパーク、のと里山空港です。2024年の地震災害の被害が色濃く残る地域を実際に歩き、地元の人々から貴重なお話を伺いました。
特に印象的だったのは、復旧途中でありながらも力強く営業を再開している朝市の姿とそれを支える地域の方々の声です。「観光客が来てくれることが1番の応援」という言葉には深い想いが込められていました。
また、千枚田のポケットパークやのと里山空港では、地震による地形の変化や交通の課題などを学び、災害が生活や地域社会に与える影響をについて理解を深めました。
このような現地での体験を通して、生徒たちは「災害を知る」ことだけでなく、「自分たちに何ができるか」を考える機会となりました。これからも地域とつながる学びを大切にし、未来に生かせる学びを深めていきます。
「ニュースでは見えなかった現実を目の前で見て、心が動かされました。支援する側として何をできるかを考えたいです。」
「能登半島地震を理解し、受け止め、今後の復興を考えていきたいです。」
生徒感想より
【2年人文・文系】探究スキル講座「AI を活用した課題研究の進め方」
本日、人文科学コース・文系コース2年生を対象に、探究スキル講座「高校での学びを加速する生成AIの活用法-プロンプトエンジニアリングを中心として」を実施しました。
講師は、金沢工業大学 情報理工学部 知能情報システム学科 教授 山本 知仁先生です。
山本先生は、先月にも本校理数科1年対象にAI講座を実施していただきましたが、今回文系の生徒及び課題探究担当教員を対象に講義をしていただきました。
生成AIの特徴やしくみを理解し、適切な「プロンプト」をどのように作成したらよいかを、実際にエンジニア演習を通して、生徒たちは楽しく学ぶことができました。
現在人文・文系生徒は探究活動に取り組んでいますが、山本先生から生成AIを利用する際の注意点や探究学習では生成AIを使えばすぐに見つかる課題ではなく、「問いの立て方(リサーチクエスチョン)」が重要であることを分かりやすく教えていただきました。
生徒の感想
・自分の問いに対する批判的な考え方を聞くことで、新たな視点も得ることができると思った。
・夏休み中に先生に聴きに行けない時にわからなかったところや引っかかったところを聞いてみることで自分の理解を深められるようにしたい。
【NSH】令和7年度人文科学コース「人文科学課題研究Ⅰ」・文系コース「課題探究」テーマ報告会
6月25日(水)に2年人文科学コース(13期生)の「人文科学課題研究Ⅰ」と2年文系コース2クラスの「課題探究」テーマ報告会を行いました。
報告会には、金沢大学の尾島恭子先生、高山知明先生、原佑介先生、金沢学院大学の清田直恵先生、公立小松大学の小原文衛先生、島内俊彦先生、またオンラインで京都女子大学の道越秀吾先生、京都大学法学研究科博士課程の大森道也先生の8名を助言者に迎えました。
今回は、研究テーマ、リサーチクエスチョン、仮説、仮説の検証方法について助言者と参観者に報告し、ディスカッションを通して、研究の方向性を探っていくという目的の報告会でした。
大学の先生による専門的で具体的な助言はもちろん、生徒同士も活発で建設的な意見が交わされていました。
探究活動が本格的に動き出した日になりました。
今後、彼らの探究活動がより充実したものになることが期待されます!
【NSH】「人文科学課題研究Ⅱ」英語研究発表会を実施しました!
本日、「人文科学課題研究Ⅱ」英語研究発表会を実施しました!
発表会には外部の大学の先生やALTの先生方、保護者の方をお招きし、2年次から継続してきた探究活動の成果を英語で発表しました。また、21Hの生徒も参観しました。
ポスターセッション形式の発表会では、唐突な質問も参加者から聞かれることもありましたが、柔軟に英語で応答している様子が見られました。
大学の先生からも研究方法や発表内容が好評でした。
今回の発表が、3年生の大学での学びや、後輩たちの探究力の育成にきっと繋がるはずです!
【NSH】新2年生・新3年生人文科学コース 「人文科学課題研究Ⅰ座談会」
3月27日(木)の13時から人文科学コース「人文科学課題研究Ⅰ座談会」が開催されました。
令和7年度の人文科学コース新3年生が人文科学課題研究Ⅰを通して学んだことや得たものを人文科学コース新2年生にアドバイスすることを通して、お互いの探究力の向上を図ることを目的とした会でした。
新2年生は人文科学コースの行事や課題研究について、知りたいことや不安なことを新3年生に質問し、新3年生はその質問に親身になって答える姿が見受けられました。また、講師として、公立小松大学の長辻 幸准教授をお招きし、課題研究における「問い」の大切さをご教授いただきました。
新2年生、3年生ともに本年度を締めくくり、次年度の活動や課題探究につながる会になりました。
令和6年度NSHキャンプ
1月25日(土)26日(日)に国立能登青少年交流の家において、令和6年度NSHキャンプが開催されました。本校からは1年生8名が参加しました。
はじめは緊張した面持ちの生徒たちでしたが、他のNSH校の生徒と交流しながら、探究活動の一連のプロセスを学びました。また、活動はすべて英語で行われました。悪戦苦闘しながらも培ってきた英語力を活かし、生徒たちは留学生と共にグローバルな視点で探究を行っていました。
この2日間で自分の視野を大きく広げた生徒たちでした。2年生から本格的に始まる課題探究の活動においても、この経験を活かして取り組んでいきます。