電気科
ものコン電子回路部門で飴谷くん優勝!!
8月9日、金沢市立工業高校で開催された第22回高校生ものづくりコンテスト電子回路組立部門石川県大会で本校電気科3年 飴谷悠人選手が第1位に、同校電気科2年 岡本紘宜選手が第3位に輝きました。
昨年に引き続き出場した飴谷選手は、回路設計力、回路製作力、プログラミング力のすべてをレベルアップし出場。競技中、苦しい場面もありましたが強い精神力とプログラミング力で得点を重ねチャンピオンに輝きました。
一方、今回が初出場の岡本選手は、努力に努力を重ね4月からわずか4か月間で難易度の高い技術をマスター。初出場ながら3位を獲得しました。
1位の飴谷選手は9月10日~11日に長野県で開催される北信越大会の出場権を獲得しました。
【電子回路組立部門とは】
2時間30分の間に仕様書を読解し、①製図(2回路)、②はんだ付作業、③プログラミング課題6題に取り組む。単なる作業ではなく、高度な知識、技術、思考力と判断力、体力が必要となる。競技中に参考書やサンプルプログラムの閲覧はできない。
【今年度の課題】
ここ数年で最も難しい課題となった。
①入力はデジタル2入力とアナログ2入力の4入力
②AD変換(アナログーデジタル変換)
③SPIシリアル通信で7セグメント、ステッピングモーター、フルカラーLED、ブザーを制御
④オペアンプによる増幅回路
など
ジュニアマイスター理事長賞
電気科3年 宮腰 昴希君が全国工業高等学校長協会ジュニアマイスター顕彰制度の理事長賞に選ばれました。3年間こつこつと資格取得を頑張ったことが受賞に繋がりました。
【電気科】高難度の国家資格に合格
今年度電気科の生徒が高難度の国家資格に合格し、中日新聞WEB版に掲載されました。
〇電気科3年 宮腰 昴希
取得した資格 第1級陸上無線技術士
https://www.chunichi.co.jp/amp/article/420338
〇電気科3年 吉田 有騎
取得した資格 第三種電気主任技術者試験
全国ものづくりコンテスト表彰式
一昨日、高校生ものづくりコンテスト全国大会事務局から敢闘賞の賞状が届き、本日、校長室で表彰式が行われました。
大会名:第21回高校生ものづくりコンテスト全国大会 電子回路組立部門
受賞者:電気科3年 吉田 有騎
賞状授与後、校長先生からねぎらいの言葉と4月からの進学にむけて激励のお話がありました。
課題研究の様子
年明けの1月26日に工業科で科別課題研究発表会が、2月15日には小松芸術劇場うららで各科の代表者による校内課題研究発表会が予定されています。発表に向け3年生の各グループは、最後の追込みに入っています。電気科の課題研究から1つ、研究の様子をお伝えします。
・研究テーマ:「IoTでPC保管庫を管理 ~離れていても課題解決~」
・研究内容:1人1台PC用の保管庫にセンサーをつけて、PC1台ごとの貸出状況を数値化、可視化し、課題解決につなげます。
今年度の電気科の研究テーマは次の通りです(11月の中間発表時点のタイトル)。
「IoTでPC保管庫を管理 はなれていても課題解決」、「ものづくりコンテスト電子回路部門の挑戦」、「MESHを用いた検温システム」、「MESHを用いたカーテン開閉システム」、「ドローンを用いたプログラミングの習得と応用」、「自由航行ボートの研究」、「ものづくりコンテスト電気工事部門」、「電子機器組み立てを用いた煙感知器の製作」、「マイコンカー2022」、「シーケンス制御による電磁石の応用」、「ソーラーラジコンカーの製作」、「シーケンス制御の研究と応用」、「IHに関する研究」、「スピーカーに関する研究」
【第2回電気科の生徒による出前授業】 ドローンを活用したプログラミング学習
2回目となる電気科の生徒による出前授業「ドローンを活用したプログラミング学習」が12月8日に小松市立第一小学校で開催されました。受講された5年生8名に対し、本校電気科の3年生5名、2年生3名、1年生2名が指導役として、心を込めて説明をさせていただきました。60分間にわたりプログラミングによるドローンの飛行を通じて楽しい時間を過ごしました。
受講者アンケートの回答をいくつかご紹介します。
・来年も受けたいと思います。ありがとうございました。
・とっても楽しかったので、またやりたいと思いました。
・第2回目を開催してくれてありがとうございました。とても楽しかったです。
・説明や教え方が分かりやすかったです。またやりたいです。
【電気科の生徒による出前授業】 ドローンを活用したプログラミング学習
11月18日、電気科3年生の生徒が小松市立第一小学校を訪問し、ドローンを活用したプログラミング学習の指導にあたりました。小学生5名に対して高校生はマンツーマンで丁寧な指導を心がけました。
プログラミングの課題は、ドローンで図形を描く飛行や、宙返り、はなれた場所の様子をドローンに搭載したカメラでタブレットに映し出す内容で、参加者は試行錯誤しながら挑戦しました。
電気科3年吉田君 全国大会で第7位】高校生ものづくりコンテンスト全国大会
今年度の高校生ものづくりコンテンスト全国大会電子回路組立部門は、11月14日(日)神奈川県立東部総合職業技術校で開催され、全国の9つのブロックを1位通過した代表9名と開催者推薦の1名の合計10名が競技に参加しました。本校、電気科3年の吉田有騎選手は、全国大会初出場ながら臆することなく、制限時間の最後まで堂々と戦いました。順位は7位に入り、敢闘賞を受賞しました。石川県勢として同部門初出場という歴史の扉を開いた吉田くんの戦いは、後輩たちの勇気につながることでしょう。
電気科1年生が国家資格に挑戦
国家資格である第2種電気工事士試験の筆記試験が10月24日に行なわれ、電気科の1年生全員が初めて挑戦しました。補習の成果もあり、自己採点の段階で多くの生徒が合格点に達しているようです。
この後の12月の技能試験に向けて練習に励んでいます。
電気科の先生にインタビュー
電気科の先生にインタビューしました。
質問1 電気科では主にどのような内容を勉強するのですか?
回答1 私たちの生活に必要な電気の発電(つくる)・送電(おくる)・配電(わりふる)について学びます。同時に就職後、電気のお仕事で使う第二種電気工事士の資格取得も目指します。
その他、工場内のランプやベルトコンベア等をプログラム通りに動かすシーケンス制御や電子回路の制御を学びます。
質問2 電気工事士とはどのような資格ですか?
回答2 電気設備の工事・取扱の際に必要な国家資格です。電気工事士は大きく第一種電気工事士と第二種電気工事士の2つに分類されます。
第二種電気工事士は、例えば、私たちの住宅やお店などの壁の内部や天井裏に張り巡らされている電気配線の接続や電気機器の取り付け作業をする際に必要な資格です。
第一種電気工事士は、第二種電気工事士で扱う工事に加え、ビルや工場、町の電柱や電線の工事等で扱う高い電圧の工事を扱う際に必要な資格です。(第一種電気工事士のお仕事をするには、就職後の実務経験が必要です)。
質問3 小松工業の電気科の生徒の全員が第二種電気工事士の試験に挑戦しているのですか?
回答3 例年、1年生の全員が第二種電気工事士試験に挑戦し、高い合格率を残しています。
質問4 私はゲームに興味があります。電気科の3年間の学習でゲームクリエイターになれますか?
回答4 なれません。
質問5 電気科の3年間の学習でコンピュータプログラマーになれますか?
回答5 なれません。
どの程度のプログラムを作るのかによりますが、いわゆる企業での即戦力となるには相当の努力が必要です。高校卒業後に上級学校に進むことをお勧めします。
質問6 eスポーツはできますか?
回答6 できません。