【インターアクト部~防災センター体験~】

 インターアクト部員の中で避難所ボランティアや、防災への関心のある生徒がいたので、夏休みを利用し小松市民防災センターの見学と防災体験学習へ行ってきました。

 

 まず1階の防災シアターにて、今年元旦に発生した能登地震での被害状況や救助活動の様子を伺いました。

 テレビやインターネットで見かける写真が多かったのですが、説明の際「あまり言われない事ですが、この建物の下に人間がいると言う事です」と言う一言が、救助活動に関わっている隊員の言葉として大変重みを感じました。

 その後3Dメガネをかけ、飛び出して見える映像と振動を感じる椅子で地震の怖さを感じました。

 次に2階の体験ブースへ行きました。

 煙体験では人体に無害な煙の部屋へ一人ずつ入り、壁を触りながら低い体勢で進んでいきました。スマホライトを使用したり、各々工夫して進みましたが、全く見えない煙の中で転倒したり、迷って出られない部員もおり、実際の火災現場ではもっと多くの恐怖を感じることが想像できました。

 消火器体験では、落ち着いて火元を狙い左右に消火剤をかける必要があることを学びました。また、消化できないと思ったら無理せず命を守るために逃げることが必要だと言う事も教わりました。

 その後外に出て、小松工業高校の卒業生を含む大勢の隊員の方々から、消防車や救急車についての説明や、色々な体験をさせて頂きました。

 小学生の頃に防災センターを体験した部員もいましたが、その頃とはまた違った目線で見ることができ、今後の防災意識の向上に繋がりました。

 ご協力いただいた小松市民防災センターの皆様、本当にありがとうございました。