2023年5月の記事一覧

うれしいことがありました 

 慌ただしい4月をなんとか乗り切り、先日学校に隣接するお家へ挨拶に回りました。そのときご不在のお宅には、「お気づきの点がありましたらお知らせください」と記した名刺をおいてきましたところ、後日電話がありました。 
 お叱りの電話かと身構えたのですが、「良く挨拶をしてくれる」、「子どもとグラウンドで遊んでくれる」というお褒めの言葉をいただきました。 

 うれしいの一言です。 

 生徒の皆さんは本校の広告塔です。日々生き生きと充実した学校生活を送ってくれることで、地域の方々はちゃんと見てくれています。先輩方も含めそういった積み重ねがあってこそ地域から信頼され、貴重な人材として期待されるのだと思います。 

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総体・総文壮行式 を行いました

 本日、試験終了後に総体・総文壮行式 を行いました。そこでの話の抜粋を紹介します。

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 本校は部活動も盛んでどの部も懸命な努力を重ねここまで来たことでしょう。日頃から見ていて本当によく頑張っていると感じています。日頃の練習の成果を十分に発揮してきて欲しいものです。   
 特に3年生は高校生活の部活動における集大成となると思いますので、悔いの残らないよう頑張ってください。また、2年生は3年生と過ごした1年間を思い出しながら、残されたともに過ごせる時間を大切にかみしめて欲しいと思います。1年生で出場・参加できる生徒は先輩たちのことをよく見て記憶してください。  
 昨日より今日、今日より明日、若者は日々成長します。 試合の最中でも成長するといってもよいかもしれません。 最後まであきらめず集中して精一杯頑張ってきてください。また、総文に参加する生徒は他校との交流をとおして色々な気づきや成長を期待しています。 
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また、あわせて校歌練習・応援練習の態度が素晴らしかったことも伝えました。保護者の皆様におかれましてはご家庭でも校歌練習・応援練習の様子を話題にしていただけると助かります。

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校訓について

本校の校訓は、「質実剛健 自重自治」です。 

●「質実剛健」はよく耳にするので、だいたいわかりますね。
 辞書では「飾りけがなくまじめで,たくましく,しっかりしている・こと(さま)」とあります。工業高校らしい印象です。因みに英訳すると「simplicity and fortitude」とのことですが、わかりにくいですね。 

●次に「自重自治」は難しい感じがします。 
 ネットで検索しても4文字まとめての意味を明快に答えるサイトはなく、「自らの使命を重んじ、品性を保ち、自らが定めたことによって自らの行為を律すること」とあったくらいです。 
そこで、2文字ずつに分けてみましょう。 
・自重(じちょう) 
 自らを重んじること。自分の品性を保ち、卑下しないこと。自尊 
・自治(じち) 
 自分や自分たちに関することを自らの責任において処理すること 
まとめると「プライドを持ってよく考えて行動し、結果に責任を持つ」ということでしょうか? 

●わからないものは自分で考えることが大切です。なんでも答えを欲しがるのは中学生まで。高校生としては、あーでもない、こーでもないと自問自答し、ときには友人と討論し、自分なりの考えを導き出す。場合によっては適宜修正を加える。そういう一見無駄とも思えるような、知的で贅沢な遊びをしてみると面白いでしょう。
 何かを暗記するときの語呂合わせもその一つかと思います。そしてこの手の遊びのオプションとして面白くかつ考えを深めることができる方法(と勝手に思っているの)が、翻訳です。他の言語に置き換えるとき、きちんと理解していないと的確なものを導くことができません。 
 例をあげましょう。前任校の校訓の一つに「 敬愛協和を尚ばう(けいあいきょうわをたっとぼう)」というものがありました。私はこれをlove & peaceと訳しました。もちろん色々な解釈がある訳ですが、自分では気に入っています。 
 このように考えれば、自分のものになって常に自分の言動のよりどころとなり、一生忘れないのではないでしょうか?青春まっただなかの皆さんにはピンと来ないかもしれませんが、高校生の3年間は自分の基礎が完成するであろう宝物のような時間です。その時間を少し贅沢かつ豊かに使ってみてはどうでしょうか。 

●本校の校訓の英訳案を考えた人がいたらぜひ教えてください。 
※因みに兵庫県立神戸高等学校 にも同じ校訓がありました。 

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G7教育大臣会合 

 先週から5月15日にかけて、富山・石川でG7教育大臣会合が開かれ教育課題について話し合われました。大きな話題は、ポストコロナ、生成AI、留学だったそうです。 

 ポストコロナについては、単純にコロナ前に戻すのではなく、コロナでの教訓や得たノウハウを活かして新たな教育、特に教育環境を作っていくことが大切だと感じています。例えば、一人一台端末については、コロナがなければ、もっと遅れていたでしょうし、取り組む姿勢も違っていたと思います。 これを活かして学習の仕方を変えるくらいの変化が起こると(起こしたいと)考えています。

 生成AIについては、以前ここでお話をしましたとおり、今までどおり便利な面は生かし、間違っている前提で賢く使うということで、関わり方を注意することが大切だと思います。 

 留学については、人の行き来が再開されて、活発になることが予想されているわけですが、これはやはり百聞は一見に如かずの面が大きいです。ICTが進んで、今までできなかったことができるようになっても、それは経験を補うことであって生で感じるものを超えることは当分できないでしょう。 

  ウェルビーイングもキーワードでした。いずれにしても人類は教育によって個人の寿命という限界を超えて知恵を鍛え、ここまで繁栄をしてきました。現代に生きる我々もその流れを大切にして行きたいものです。 

2023年G7教育⼤⾂会合 富⼭・⾦沢宣⾔(概要) をテキストマイニングしてみた結果>

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電車の遅延について

 5/15の1学期中間試験の朝、JR遅延の情報が入りました。遅延の状況と生徒の登校状況を照らし、10分遅らせて9:00開始としました。それでも1・2年生には開始に間に合わない生徒がいたので、特別に別室対応の措置を取りました。思い切って9:10開始とすればよかったかもしれませんが、登校できている生徒を長時間待機させることの影響を考えバランスをとった次第です。 

 ところで今回さすがと思ったのが、3年生には基本的に間に合わない生徒がいなかったことです。高校生活の中で経験を積み、就職や進学に向けて気合十分といったところでしょうか? 

 生徒の皆さんには、緊急時にはどうすればいいかを適切に判断し、行動ができるようになって欲しいと思います。もちろん、慌てて交通事故などのないように安全は優先させてください。 

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