本校にも、5月29日から2週間の予定で、教育実習生が来ています。本校の卒業生もいます(^_^)
1週目は県高校総体・総文のビッグイベントのため、特別時間割の期間があり、なかなか本格的な授業はできなかったと思いますが、いよいよ本日から、ラスト9日まで、研究授業が行われます。2週間という短い期間ではありますが、ここで吸収したことをすべて出し切る集大成の授業になることを祈っています!頑張れ実習生(^^)/
教育実習といえば、私も三十数年前に体験しました。
今のように、師範塾やら、大学側で模擬授業の練習を手厚くして送り出すなんて指導がない時代の実習生ですから、散々な授業だったと思います。人前で授業する、生まれて初めての体験が教育実習のまさにこの時期でした!指導教官の授業を見せていただいて、軽妙なジョークで生徒を笑いに包む授業に、生意気にも「先生の冗談が生徒に受けていて、参考になりました」的なことを述べたら、ぴしゃりと「あれば冗談ではありません。間というものです」と指摘され、赤面したことを昨日のことのように覚えています。今思い出しても、恥ずかしいです。
そんなこんなの失敗もありましたが、集大成の研究授業では「伊勢物語」の中の「筒井筒」という有名な単元で授業させてもらいました。
実は、本校のコーナーについ最近まで、金城短大の学生さんが描いてくれた「伊勢物語」の色紙が飾ってありました。現在は、図書館の方に移動しています。その中に、懐かしい「筒井筒」の挿絵があり、つい30数年前の記憶が蘇ったのでした。
「伊勢物語」に興味をもたれた方は、是非図書館に足を運んでみてくださいね(^^)/