学校長あいさつ

 

学校長あいさつ

石川県立松任高等学校ホームページにアクセスしていただき、誠にありがとうございます。

 本校は、地域の方々の熱心な働きかけにより、昭和38年に創立され、一昨年創立60周年を迎えました。平成22年からは普通科・総合学科の併設校となり、進学・就職と多様な進路選択に対応できる学校として現在に至っています。卒業生は一万六千名を超え、県内を中心に産業や政治・文化など多方面で活躍されています。 

先輩方からの伝統を受け継ぎ、地域に愛される学校になるよう、教職員一同日々努力を重ねています。

                      

地域に貢献する人材を輩出 

『明き心に』清純にして高き理想、

『深き心に』学問の道を求めるたゆみなき努力、

『堅き心に』、健やかな体と友情・団結心、

 これらの3つを教育目標に掲げ、生徒一人ひとりに応じたきめ細かな指導を通して社会で自立できる人間力の育成を目指しています。
 

確かな学力を育成
  平成28年から3年間、文部科学省の「高校生の基礎学力の定着に向けた学習改善のための調査研究事業」の実践研究校として、ICTを活用した授業、AL型の授業などの研究実践を行い、生徒の学力の向上など成果が表れてきています。また、昨年から一人一台端末も行き渡り、特に少人数授業では効果的に使われ、基礎学力の定着に一役かっています。

 一人ひとりに合わせたきめ細かな進路指導
  広く社会を知り深く自己を見つめるキャリア教育の充実を図り、生徒の将来の夢の実現を応援しています。
 進学希望者で高い志を持つ生徒には、松音塾(しょういんじゅく)という学年をこえた有志の集まりがあり、勉強のみならず、卒業生から直接のアドバイスを受けられるなど、個別指導も充実させています。その成果の現れとして、昨今地元公立大学への合格者が出ました。
  就職面においては、近年は学校紹介希望者全員の内定を得ています。

 部活動や地域貢献活動で身につく人間力

 現在11の運動部と9の文化部が日々研鑽を重ねています。昨今は、フェンシング部、自転車競技部が北信越大会や全国大会に出場しています。部活動も大切な教育の場ととらえ、日々の練習や大会への参加をしっかりと支えています。

 夢へのスタート

  4月8日、校長として、始業式でこんなあいさつをしました。

「4月は新しいスタートです。1年後はどんな自分でいるでしょうか。5年後は?10年後は?と未来に思いをはせると、何か新しいことにチャレンジする気持ちが沸いてくるのではないでしょうか。」と。生徒が豊かな未来を創り上げていけるように、その一歩一歩の成長を教職員一同見守っていく所存です。

ご協力と温かいご支援を賜りますようお願い申し上げます。          

  令和6年 4月

                           石川県立松任高等学校

                       校長 中 町 玲 子