投稿日時: 03/01
校長
石川県内では、本日が卒業式の学校が多かったようです。
本校でも、本日第61回卒業証書授与式を粛々と行いました。久しぶりに多くの来賓の方々にもお越し頂き、緊張の中、「卒業証書授与」「学校長式辞」と出番が近づいてきました。
「式辞」ではやはり、この学年はコロナ禍で3年間を過ごしてきたことと、令和6年元旦に起きた、能登半島地震のことに触れたいと思っていました。
「式辞」は練習しすぎると本番に感情が入らなくなるかと思い、さらっと読み込んだ程度で臨みましたが、「式辞」の文字を読んだ途端に、目の前の卒業生たちの顔と、この子達の入学を見届けた前校長の室陽子先生のお顔が見えて、なんだか胸がいっぱいになり、まだ1行も読んでないのに、涙声になり、最後まできちんと話せるのか、ドキドキでした。なんとか持ち堪え、最後に自分の名前を読み終えた時には本当にホッとしました。
卒業生に伝えたいことが、充分に伝わったかはわかりませんが、この卒業証書1枚の重さをしっかり感じ、高校生活を支えてくださった保護者への感謝の気持ちと当たり前の日常を過ごせる幸せをかみしめてもらえたら嬉しいです。
本日、本校を巣立った89名の卒業生よ!!
自分の可能性を信じ、希望を捨てずに自分の道を進んで行ってほしい。それぞれのに世界に力強く羽ばたいていくことを信じています!!
頑張れ松高卒業生!!