生徒の活動や日々の様子

いしかわ教育ウィーク:講演「地域とともに考える防災~東日本大震災の経験から~」

いしかわ教育ウィーク期間中の行事として、本日教育講演会が行われました。「地域とともに考える防災~東日本大震災の経験から~」と題し、金沢大学附属特別支援学校長の中澤宏一先生にご講演をいただきました。今回の講演会は、生徒・教職員だけではなく、保護者・地域のみなさまにも公開し、松任高校で一緒に防災・減災について考えてみたいと企画されたものです。中澤先生がご経験をもとにお話しされた大震災とその後の復興に取り組んだ高校生や教職員、地域の方のお話に、生徒も教職員も心を打たれ、会場一同、静かに聞き入った90分でした。講演後の生徒の感想からは、「中澤先生のお話を聞いて人の思いはどんなに小さくても伝染していくんだなと思いました。高校生が地域を励まして活気が戻っていったことを聞いて、高校生から身近な大人にそして地域に気持ちは通じることが分かりました。私たち松任高校生も中澤先生の体験からたくさんの思いをもらうことができて、本当に貴重な体験になりました。震災以外にもこのことは他人事ではなく自分事として活かしていきたい。」「高校生が周りを笑顔にしようという行動力や言動がとてもすごいなと思いました。震災を経験した後だからこそ、この(宮城県の高校生の)行動は本当に印象に残りました。わたしも見習いたいと思いました。」等の感想もあり、わたしたち一人一人が防災を自分事として考える貴重な機会となりました。